アン・ハサウェイのハリウッド黄金期風スタイルに絶賛の声!
『プラダを着た悪魔』(06)や『レ・ミゼラブル』(12)などで知られる女優のアン・ハサウェイが、LGBTQの人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(以下HRC)」の年次イベントに登場。リベラル派としての信念を込めたスピーチを行い、気骨のある一面を見せた。
愛らしさと華やかさを兼ね備えたアンだが、社会活動家としてのキャリアは筋金入り。女性の地位向上を目指す国連組織「UNウィメン」の親善大使を務め、子供や女性の権利活動に熱心に取り組んでいるという。実兄がゲイであることからLGBTQの人権活動にも積極的に関わり、HRCのサポーターとして財政面のバックアップにも努めているそうだ。
15日に行われたHRCのイベント「ナショナル・ディナー」で、アンは平等推進活動への貢献を評価され、“ナショナル・イコーリティ・アワード”の栄誉に輝いた。受賞スピーチでのアンは、異性愛者、白人を中心とした米国社会への異議を唱え、トランスジェンダーの人々が隅に追いやられていることにも言及。LGBTQコミュニティを通して社会通念に疑問を投げかけ、現在の社会状況を変えていきたいと力強く語った。
記事を見たネットユーザーからは、アンの政治的見解には賛否両論があったものの、美貌への評価は満場一致だったようだ。この日のアンは、ウェーブをかけた髪をアップにまとめ、ベアトップのホワイトワンピースをまとった上品な装い。控えめな膝下丈と、胸元の柔らかいドレープや腕を包み込む白のオーガンジー使いが、エレガントでフェミニンな印象だ。
最近のレッドカーペットでは、ハリウッド黄金時代のクラシカルな女優スタイルがリバイバル人気。今回のアンのスタイルも、王道路線を踏襲して成功を収めており、「1950年代のハリウッドグラマー!」「女王の風格がある」「ゴージャスでクラシック!」と絶賛の声が上がっている。
UK在住/シャオ