草なぎ剛がダメな父親役を好演!『まく子』場面写真&チラシが到着

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草なぎ剛がダメな父親役を好演!『まく子』場面写真&チラシが到着

「サラバ!」で第152回直木賞を受賞した西加奈子が16年に発表した同名小説を、PFFアワード2012でグランプリを獲得した気鋭監督・鶴岡慧子が映画化した『まく子』。19年3月から公開されることがわかった本作より、場面写真と第一弾チラシビジュアルが到着した。

本作は子どもと大人の狭間にいる思春期の成長を描く、再生と感動の物語。小さな温泉街に住む小学5年生の慧は、不思議な魅力を持つ転入生の美少女・コズエと出会う。コズエの抱える大きな秘密を知った慧は、いままで見てきた世界や日常が優しく塗り替えられていくのを感じながら、少しずつ大人へと近付いていく。

主人公・慧を演じるのは『真夏の方程式』(13)で物語の鍵を握る少年を演じた現在中学3年生の山崎光。そしてコズエを演じるのは雑誌「VERY」の専属モデルで、今後女優としての活躍が期待される新音。また、女の人が大好きなダメな父親だけれど、息子の成長を陰ながら見つめ背中をそっと押す父・光一役を草彅剛が、母・明美役を須藤理彩が演じる。

このたび到着した場面写真は、慧とコズエの距離が徐々に縮まっていく思春期ならではの戸惑いを映しだした一場面や、不器用ながら息子を思いやる父・光一と慧の関係性を象徴させるような場面。そして原作のイメージはそのままに、不思議な転入生コズエを体現する新音の醸しだす圧倒的な雰囲気を感じさせる場面など。

さらに、あわせて解禁された第一弾チラシのオモテ面には原作本の表紙にも描かれている、西本人が描いた「猿」の姿がデザインされ、ウラ面には各キャスト陣と西からのコメントも掲載。将来性抜群の若手俳優と実力派キャストが、独特な世界観を持つ“西加奈子ワールド”の中でどのような輝きを見せてくれるのか。続報に期待したい。

文/久保田 和馬

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