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水瀬いのりが林原めぐみの“お手製おむすび”に感謝「のびのびお芝居ができた」

インタビュー

水瀬いのりが林原めぐみの“お手製おむすび”に感謝「のびのびお芝居ができた」

林原めぐみに対抗して引き出された全力の演技

――アフレコ現場はどのような雰囲気でしたか?

水瀬「林原(めぐみ)さんが作ってくださった雰囲気が、すごく温かかったです。アフレコの開始時間が朝早かったので、お腹の音がならないようにと、おむすびを握ってきてくださいました。先輩の皆さんが作ってくださる温かい空気の中で、のびのびお芝居をさせていただき、本来であれば貴重でとっても緊張する場所なのですが、それを心から楽しめたのは、優しい先輩たちがいてくださったからだと思っています」

【写真を見る】髪も伸び、少し目を伏せた表情が大人っぽい水瀬いのり
【写真を見る】髪も伸び、少し目を伏せた表情が大人っぽい水瀬いのり撮影/中村実香

――様々な表情をみせるヒドミですが、その中でも超ハイテンションな演技は、どのような過程で生まれたのでしょうか。

水瀬「林原さんのラハルのお芝居を聞いた時に、もっと自分を出していかなきゃ、ヒドミが消されると思ったんです。ヒドミはラハルに真っ向からぶつかっていくキャラクターだったので、ちょっとやそっとの違いやギャップでは埋もれてしまうという気持ちがあったのですが、自分が思っているよりもさらにはっちゃける必要があるな、というのを先輩の背中から受け取りました。今思えば、自分にない引き出しが開いた瞬間だったかのかもしれません。壊れたヒドミは、自分とはかけ離れたところにいるキャラクターで、本当にこの子じゃないとできない芝居があるなというのも痛感しました。私自身も汗だくになりながら、自分も『フリクリ』の世界に染まれたかな?と感じながら演じました」

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