10年経ったなんて信じられない!逢沢りな、杉本有美、及川奈央「ゴーオンジャー」女性陣を撮って出し!
乾杯する時は、いまも「ルネッサ~ンス」
――女性陣から見て「ゴーオンジャー」男性陣は10年でどう変わりましたか?
杉本「アニ (須塔大翔/ゴーオンゴールド役の徳山秀典)は変わらないです。頭をポンポンされたり、2人の関係性の描写は、当時もアニにいろいろ相談しながら決めていて。今回、アニにビンタをするシーンがありますけど『美羽がめっちゃ強くなっている設定で、俺がめっちゃ吹っ飛ぶから』とか、アニがどうやってビンタするのが良いかまで全部決めてくれました」
逢沢「叩かれた瞬間に思いっきりぶっ飛んでいたよね?」
杉本「すごい転がり方で『そんなに飛ぶ?』って思いました(笑)。でも、そこに兄妹らしさが表現できていて良かったかなと思っています」
逢沢「(江角走輔/ゴーオンレッド役の)古原(靖久)さんは、なに一つ変わっていなかったです。良い意味で(笑)。当時から戦隊愛あふれる方で、だからこそ走輔役がすごく成り立っていた感じはします」
及川「連ちゃん(香坂連/ゴーオンブルー役・片岡信和)も、良い意味で変わっていないよね~」
杉本「範人(城範人/ゴーオングリーン役・碓井将大)は、身長もぐっと伸びて、見た目が一番変わっていました。当時は16歳くらいだったので」
逢沢「もうちょっとヒョロヒョロしてたよねえ(笑)。今はすごく鍛えて、大きくなって、当時の衣装もサイズ的に入らなくなったって言ってました」
及川「軍平(石原軍平/ゴーオンブラック役・海老澤健次)はムードメーカーだね、10年前もいまもずっと、変わらずムードメーカー(笑)」
――ケガレシアと言えば、害地大臣ヨゴシュタイン(声:梁田清之)、害気大臣キタネイダス(声:真殿光昭)との“ガイアーク三大臣”のコミカルなやり取りも懐かしかったですけど、久しぶりの揃い踏みはいかがでした?
及川「3人のシーンは、なんか『帰ってきた』と思えて、ホッとします(笑)。(スーツアクターの)清家(利一)さん、日下(秀昭)さんも当時のままで、3人揃って乾杯するシーンも『ルネッサ~ンス』っていまも言い続けているし」
逢沢・杉本「懐かしい(笑)」
及川「ブレないですよね。10年前、一度は死んでしまった3人ですけど、生き返って3人仲良く過ごしている姿が描けたら良いなっていう思いはありました。願わくば、このまま三大臣のほのぼの日常系ドラマとかやりたいですよね」
逢沢「それ、観たいっ!」
杉本「3人でお酒飲みながら、愚痴言い合ってそう(笑)。私はアニとウィングスのスピンオフやりたいな」
及川「兄妹の昔の話とか?」
杉本「アニとの関係を掘り下げたり、泣けるお話とか…」
――皆さんは放送当時、劇中のアイドルユニット“G3プリンセス”としてアイドルチックな衣装でPV撮影、さらにCDを発売するなど話題になりましたが、そちらの復活は…?
逢沢「そういうお声はたくさんいただいています(笑)」
杉本「さすがに、あのフリフリな衣装は、10年経つと…ちょっと(笑)」
及川「(笑)。大人っぽいアレンジされた衣装だったら…もしかしたら?」
逢沢「ちょっと観てみたいかもしれないですね」
――最後に作品への想いを、お一人ずつお聞かせ下さい。
及川「10年前から応援して下さっている方にも、今回初めて観るという方にも楽しんでいただける作品です。10年前の作品も再販されるので、両方楽しんでいただきたいと思います」
逢沢「『ゴーオンジャー』は私にとって初めての芸能界でのお仕事で、思い入れのある作品です。これからも代々受け継がれて、いろんな人に広めていただけたらと思っています」
杉本「ウィングスとしての今回のまた新たな関係性も見てほしいですし、時代の変化もおもしろいと思うので、そういう部分も感じてもらえたらうれしいです。その上で、今作で初めて知った方にはテレビシリーズも観ていただけたら!」
取材・文/トライワークス
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