佐藤二朗、宮沢りえが出てくる魔法に失敗!?種明かしに会場爆笑

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佐藤二朗、宮沢りえが出てくる魔法に失敗!?種明かしに会場爆笑

ジョン・ベレアーズのファンタジー小説を映画化した『ルイスと不思議の時計』(10月12日公開)の日本語吹替版完成会見が、9月24日にザ・ペニンシュラ東京で開催され、声優を務めた佐藤二朗、宮沢りえ、松本梨香、矢島晶子、本名陽子が登壇。魔法使い役の佐藤が魔法をかけると、宮沢が登場するはずが少し失敗してしまう、という仕込みだったことを佐藤がばらし、笑いを取った。

佐藤は「『10月4日の完成披露試写会には絶対に成功させます。それまで練習します』と台本に書いてあったけど、なにを練習していいのかわからない。目くそ鼻くそだと思います」と苦笑い。宮沢は「裏で聞いてたら、みなさんにウケていたので、ほっとしました」と笑顔を見せた。

サプライズで、佐藤が声を当てたジョナサン役のジャック・ブラックから佐藤を激励するメッセージビデオが流された。佐藤は「さすがにうれしいね」と感激し「ジャック・ブラック、同い年なんです」と言うと、宮沢が「似てます。骨格なんですかね。体積が似てる気がします」とうなずく。佐藤も「僕も他人とは思えない」とまんざらでもない様子。

すると松本が「骨格でキャスティングされることもあります」とコメント。宮沢はそのことに感心し「(声を当てた)ケイト・ブランシェットさんとは骨格が違うんだなと今回感じました。また、(アフレコは)映像にのせるという表現ですが、私たち役者は出てなんぼで。いつもやるたびに、声優さんたちへの尊敬と憧れが増していきます」とアフレコの難しさを告白。佐藤も会見で流された映像を見て「声優、すごい!」と何度も松本たちを絶賛していた。

『ルイスと不思議の時計』は、スティーブン・スピルバーグ率いる制作会社、アンブリン・エンターテインメントが贈るファンタジー映画。両親を亡くし、叔父ジョナサン(ジャック・ブラック)の屋敷で暮らす少年ルイス(オーウェン・ヴァカーロ)が、屋敷内にあるという世界を破滅に導く時計を探し出そうとする。

取材・文/山崎 伸子

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