舘ひろしが丸刈りで山本五十六役に!浜辺美波らが『アルキメデスの大戦』に参加

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舘ひろしが丸刈りで山本五十六役に!浜辺美波らが『アルキメデスの大戦』に参加

『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(13)など、大ヒット映画を次々に生みだしてきた山崎貴監督の最新作『アルキメデスの大戦』が現在製作中。第二次世界大戦時の“戦艦大和”をスクリーンに蘇らせ、菅田将暉が主演を務める本作から、このたび、豪華追加キャスト陣が明らかになった。

発表された追加キャストは、舘ひろし、浜辺美波、柄本佑、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯の8名。原作は「ドラゴン桜」で一世を風靡した三田紀房による同名漫画で、1930年代の日本を舞台に、アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍で繰り広げられる「戦艦大和建造」を巡る知略・謀略、そして“数学”を駆使した頭脳戦が描かれる。

「戦艦大和」建造計画を阻止すべく、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を海軍に招き入れるキーパーソンであり、日本で最も有名な軍人・山本五十六役を演じるのは、舘ひろし。役作りのために、長い俳優人生で初めて丸刈り頭にしたという舘は「いろいろな文献を読み直し、数々の名優が演じられてきたものと、またちょっと違う山本五十六を意識して演じました」と熱い姿勢を明かした。また、撮影で特に印象に残っているのは、映画のクライマックスだと言う。海軍のトップ陣が戦艦大和をかけてぶつかる合う大会議シーンの撮影は4日間にも及び、迫力の大舌戦に仕上がったようだ。

菅田演じる櫂直に想いを寄せる社長令嬢・尾崎鏡子役を演じるのは浜辺美波。女性キャストは自分だけという場面も多かったそうだが「温かい現場で、すぐに馴染むことができました」と振り返る。櫂直と次第にバディになっていく若手軍人を演じる柄本佑は「菅田くんとは、怒られるんじゃないかってくらい毎日おしゃべりしていましたが、現場になると頭の回転が非常に速く、すごい人」と主演の菅田を絶賛した。

その他、「戦艦大和」の建造案を作った張本人であり、櫂直らと対立する造船中将・平山忠道役の田中泯や橋爪功、國村隼、小林克也、小日向文世と、まさに日本映画界を支える名優たちの“オールスター共演”が実現。

7月中旬~9月中旬までの2か月間、猛暑と戦いながら撮影が行われたという本作は、2019年夏公開予定だ。

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  • アルキメデスの大戦

    3.8
    2662
    山崎貴監督×菅田将暉主演で戦艦大和建造を目論む軍部と阻止に挑む数学者の攻防を描く
    Prime Video U-NEXT Hulu

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