全世界に“東京のリアル”を発信!蜷川実花がNetflixオリジナルドラマに挑む
『さくらん』(07)や『ヘルタースケルター』(12)など独特の色彩美と感性で世界中から注目を集める写真家で映画監督の蜷川実花が、このたびNetflixで完全オリジナルの新作ドラマ「Followers」を制作することが決定した。
世界190か国以上で1億3000万人が利用するNetflixでは、これまでも「13の理由」や「オレンジ・イズ・ニューブラック」など、社会情勢に深く切り込んだ話題作を数多く生みだしてきた。蜷川監督が手掛ける本作も、様々なライフスタイルの女性たちを軸に、SNS社会において影響しあっていく人々を現在の東京のリアルを混じえながら描くとのこと。
本作について蜷川監督は「いまの東京をしっかり表現し、女性たちのリアルな姿を描きたいと思っています。SNSを通じて広大に広がりながらも、意外と狭い独特な人同士の繋がり、圧倒的なスピード感やチャンスの数々。その東京をサバイブしていく人々の物語です」とコメント。
2019年には平山夢明原作・藤原竜也主演の最新作『Diner ダイナー』の公開が控えているほか、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事も務めている蜷川監督。「日本で最も影響力のあるクリエーターの1人」とNetflixコンテンツ部門責任者のロブ・ロイからも厚い期待を寄せられている彼女が、どのような視点で現代の東京を活写していくのか。いまから楽しみだ。
Netflixオリジナルドラマ「Followers」は2019年に全世界190か国へ配信予定。
文/久保田 和馬
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