シンガーソングライター植村花菜が『トイレット』の舞台挨拶でトイレの宣伝?
ばーちゃんと孫の家族交流を描いた『トイレット』(8月28日公開)の公開に先駆け、荻上直子監督と、「トイレの神様」で大ブレイクしたシンガーソングライターの植村花菜が8月11日、カナダ大使館で舞台挨拶を行った。
本作について植村は「泣いたり笑ったり、監督の小粋なギャグみたいのが散りばめられていて、心が温まりました。家族って良いなあと思える作品。みんな一生懸命生きていくうえで、心の葛藤とか上手く伝わらない歯がゆい気持ちとかが描かれていて、わたしも体験したことあるので、すごく感情移入しながら観られました」と魅力を語った。
自身と亡きおばあちゃんとの思い出を歌った曲「トイレの神様」については、「小さい頃、トイレ掃除だけがどうしても嫌で、できなかった時に祖母から『トイレにはすごくキレイな女神様がいて、毎日トイレ掃除を頑張ったら女神様みたいにキレイになれるんやで』と言われ、その日から掃除をするようになったんです」と歌詞にも登場するエピソードを語り、「金運や健康運にも良いみたいなので、是非皆さんトイレ掃除を。なんか、わたし、トイレの宣伝してるみたい」と笑顔で話し、会場の笑いを誘った。
荻上監督も同曲について「一つの映像が浮かんでくるような歌。本当に一つの映画を観ているような歌。感動して涙できるような歌」と映画監督らしい視点で感想を述べ、本作については「ユーモアと愛情をたっぷりと込めて作った映画なので、是非みなさんに楽しんでもらいたい」とアピールした。【MovieWalker】
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