『私の奴隷になりなさい』ステージ上で女優陣を“公開調教”!「スカートめくって」
壇蜜主演で話題を集めた『私の奴隷になりなさい』(12)の続編『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』の初日舞台挨拶が9月29日に池袋シネマ・ロサで開催され、毎熊克哉、行平あい佳、百合沙、城定秀夫監督が登壇。ステージ上で、毎熊が行平に「スカートめくって」と指示。“公開調教”で会場を盛り上げた。
サタミシュウの官能小説シリーズを映画化した本作。清楚だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃(行平)が、婚約者のいる男との出会いによって、奴隷としての素養を開花していく姿を描く。
映画初主演にして、大胆な濡れ場に挑んだ行平は「思い返すと、とても楽しい1年でした」と撮影を振り返り「観ていただける日が来て、信じられない気持ち。幸せな気持ちをとても感じています」と感無量の面持ちを見せた。
“ご主人様”を演じた毎熊は「体育会系でした」と濡れ場を述懐。「やる前は大丈夫かなと思っていたんですが、いざ肌を合わせて動き始めると、スポーツ的な感覚。アクションのよう」と続けると、行平も「アクションですね。楽しかったです。監督が近くに来てくれて演出してくれる。こういう感じだよというのを見せてくれる」と城定監督が実演指導してくれたことを告白。
城定監督は「女優を脱がすという責任は、監督としてもプレッシャー。『なんでもやります』とこちらを信頼してくれて、ありがとうという気持ち」と女優魂を見せつけた行平に感謝しきりで、毎熊についても「毎熊さんでなければ、この映画にはならなかった」と語るなど、キャストたちに最敬礼だった。
劇中では様々なプレイが描かれるが、この日は毎熊から行平に“調教の仕上げ”を行うことに。毎熊は「スカートめくって」と行平に命じ、行平は「ええ…!?」と戸惑いつつも「わかりました」とポツリ。真っ赤なロングドレスのスカートをまくし上げると、毎熊が行平の太ももに口紅で絵を描き始めた。さらに「せっかくなので」と百合沙の胸元に迫り、百合沙にもお絵かき。行平に描いたのが“月”、百合沙に描いたのが“太陽”とのことで、毎熊はそれぞれのイメージが「月と太陽」だと話す。
「2人合わせて、サンとムーンで“SM”ですね」とうまく映画の内容とかけた毎熊だったが、行平は「まさか初日の舞台挨拶で『スカートをめくれ』と言われるとは。タブーのない女になってしまった感じがする」、百合沙も「新鮮です。このまま帰ろうかな!」と楽しそうな笑顔を見せていた。
取材・文/成田 おり枝