Mr.ビーンはもう引退?ローワン・A、 紳士ルックでスパイ映画続投!

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Mr.ビーンはもう引退?ローワン・A、 紳士ルックでスパイ映画続投!

世界的に大ヒットしたコメディシリーズ「Mr.ビーン」で知られる喜劇俳優、ローワン・アトキンソン。映画化作品『ビーン』(97)、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』(07)に続き、2012年のロンドン・オリンピックの開会式でもビーンに扮して登場した。“Mr.ビーン”の再演を求める声は今も尽きないようだが、本人の弁によればその可能性はかなり低いようだ。

新作主演映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』(11月9日公開)のプロモーションのため、英ITVのチャットショー「ザ・グラハム・ノートンショー」に出演したアトキンソン。司会のグラハムから「もうMr.ビーンはやらないの?」と尋ねられると、「ビーンの再登場はもうないと思うけど…」と回答。客席から上がった落胆の声に対して、「え?聞こえないよ?」と言う風に耳の後ろに手を添え、「かなり小さな(落胆の)声だね」と切り返して笑いを取った。

実年齢よりもやや上に見える銀髪にスーツ姿で、紳士的なたたずまいのアトキンソンは、「絶対ということは決してないけど」と繰り返しつつも、「(ビーンに関しては)自分のできることは全てやり尽くしたから」と語った。世界中の人から“Mr.ビーンの人”と認識されているため、休暇先などで「何か見覚えがある…」と一般人からじっと見つめられることもあるそうで、「その通り!私はMr.ビーンです!」と書いた旗を掲げたくなるとの話に会場は爆笑。数年前には、車の修理担当者から「Mr.ビーンに生き写しだね!パーティの余興で呼ばれるそっくりさんの仕事をしてみたら?」と言われたこともあるそうだ。

コメディ映画『ジョニー・イングリッシュ』(03)では、イギリスの諜報機関に所属するものの、何の能力もないスパイ“ジョニー・イングリッシュ”を演じたアトキンソン。続編の『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(11)に続く新作「アナログの逆襲」では髪を黒く染め、若々しいイメージでスパイ・アクションに挑戦している。本人いわく、出演作を見ても自分をちっとも面白いと思えないらしいが、新作に対する観客の反応はいかに?

UK在住/シャオ

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