福士蒼汰「とても光栄です」『旅猫リポート』試写会に皇太子ご一家がご臨席
人気作家・有川浩の同名小説を、福士蒼汰主演で映画化した『旅猫リポート』(10月26日公開)のチャリティ試写会が15日に東京・丸の内ピカデリーで開催。皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下がご臨席され、主演を務める福士らと共に映画をご鑑賞された。
本作は心優しいネコ好きの青年・悟と、彼に助けられた元野良ネコのナナの旅路を描いた感動作。5年間一緒に暮らしてきたナナを、とある事情で手放さなくてはならなくなった悟は、ナナを連れて新しい飼い主を探すための旅に出る。ナナの声を高畑充希が演じるほか、広瀬アリスや竹内結子など豪華俳優陣の共演でも注目を集めている。
福士は主役ネコのナナと、メガホンをとった三木康一郎監督と共に皇太子殿下ご一家のお出迎えをし、その際に福士が抱いているナナに興味を示された皇太子妃殿下と内親王殿下。「可愛い」というお言葉と共にナナを優しくお撫でになる姿も見受けられた。
また皇太子殿下とご懇談した後、インタビューに答えた福士は「このような機会はなかなかないので少し緊張しましたが、一緒に映画を鑑賞することができてとても光栄です」と語る。さらに福士は、上映前に内親王殿下から「ご自分がご出演されている映画を観るのはどんな気分ですか?」と訊ねられたとのことで「不思議な気持ちです。客観的に感情移入して観ることができた映画は本作が初めてだったので、とても不思議な気分でした」と答えたという。
そして福士は上映終了直後に内親王殿下より「感動しました」とのお言葉を頂いたと明かす。ご懇談の場では撮影時の苦労や楽しい思い出を語ったほか「皇太子殿下ご一家が飼われているペットたちのお写真を見せていただきながらお話を伺いました」と振り返る福士。ご一家が飼われているネコの名前が“セブン”と“みー”ということを聞き、本作の“ナナ”と不思議な縁があることを感じたようだ。
文/久保田 和馬