会場どよめき!松山ケンイチと福田雄一監督の息子が『L change the WorLd』で共演していた

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会場どよめき!松山ケンイチと福田雄一監督の息子が『L change the WorLd』で共演していた

中村光のギャグ漫画を実写ドラマした「聖☆おにいさん」が、本日10月18日より「ピッコマTV」での独占配信でスタート。配信を記念して同日、全10話をイッキ観する特別上映会「ブッダとイエスと愉快な仲間たちの聖人式」(仮)Supported byピッコマTVが開催され、松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督、製作総指揮の山田孝之が舞台挨拶に登壇した。

『聖☆おにいさん』は、イエス(松山ケンイチ)とブッダ(染谷将太)が、下界のバカンスを満喫しようと、日本の東京都立川の安アパートの一室で「聖」(せい)という名字で暮らすという設定のオフビートなコメディ。

福田監督は、松山と染谷のキャスティングについて「このお2人のことは、長い間追いかけ続けてたんです。でも、ずっと断られて。松山くんとは付き合いが長くて。『L change the WorLd』(08)で、ずっと行動を共にする小学生(BOY)がいるでしょ。あれ、うちの息子(福田響志)なんです。引率は嫁が行っていたんですが、すごくうらやましくて」と言うと、会場からどよめきが起こる。

福田監督は一度だけ、撮影についていったことがあるそうで「現場で松山くんから『お父さん』と呼ばれ、めっちゃ緊張した覚えがあります」と告白。松山は10年前ですね」と懐かしそうに語った。福田監督は「念願の2人が今回一緒になったので、夢が叶ったという感じです」と大喜びの様子。

福田監督は山田に「染谷くんの出演交渉に行ったりしてるんです。完全にプロデューサーの仕事してるんです」と言うと、山田は「しましたね」とうなずく。染谷も「本人、来ちゃったよと」と笑う。

染谷は「もともとお話をいただいたとき、原作も読んでいまして、山田さんが総指揮で、ブッダ役で、福田さんでと、おもしろいものしか揃ってない。企画を聞いて爆笑しました」と語った。

松山は「子どもと観てたんですが、染谷くんのブッダを観た時『うわ!すごいお地蔵さんに似てる。耳がビヨーンとなってる』と。確かにそのとおりで。よくこの人の前で芝居してたよなと」と染谷のブッダぶりに感心しきりだった。染谷もイエス役の松山について「松山さんに関しては、日本人ではないですからね」と言って笑った。

最後に松山が「名字が“聖”ってことは、“セイイエス”ってこと?これからも“セイイエス”を楽しく演じていけたらなと思っています」と言うと、染谷も「ゆるく楽しんでください。ブッダさんという役をライフワークにしていけたらうれしいなと」と笑顔で締めくくった。

取材・文/山崎 伸子

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