映画あるある満載の「シネマこんぷれっくす!」その誕生の秘密を作者が告白!

インタビュー

映画あるある満載の「シネマこんぷれっくす!」その誕生の秘密を作者が告白!

映画ファンなら思わずうなずいてしまうネタが満載(「シネマこんぷれっくす!」第1巻所収「さよならチャプター」より)
映画ファンなら思わずうなずいてしまうネタが満載(「シネマこんぷれっくす!」第1巻所収「さよならチャプター」より)

「劇場では年間40~50本、家では日によって観たり観なかったりです」と登場人物たちにひけをとらない映画ファンのビリー氏。今年観た作品の中にも心に刺さるものがあったようで、「『さよならの朝に約束の花を飾ろう』には丁寧な描写でキッチリこちらの感情をコントロールされ、クライマックスで案の定制作側の意図した通りの気持ちにさせられました」と、『あの日見た花の名前を僕達は知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などで知られる岡田麿里の初監督作を挙げてくれた。「私は映画好きである前にいちキモオタでして、キモオタでなければこの作品を観ていなかったかもしれないと思うと『拙者キモオタに生まれて良かったナリな』」と、独特な表現で同作への想いを語ってくれた。

ビリー氏が今後の展望を明かす!

10月9日に発売された第2巻では、新キャラクターが登場するなど、新たな展開を見せている。気になる今後についても、少しだけ教えてくれた。「基本的には変わりないかと思いますが、一応存在するストーリー的なものや関係性も徐々に動いて行く(といいな)という感じです。“都内の映画館どこ好き?”“この役者の吹替、どの声優さんのときが好き?”といったテーマを考えていますが、一番やりたいのは野球回です。岡本喜八監督の『ダイナマイトどんどん』が好きなので」とのこと。どんなシチュエーションで野球回が登場するのか、今後の動向にぜひ注目してほしい!

Movie Walkerでは、第一巻より第2話、第4話の試し読みコラムも掲載中。あわせて読んでみて、「シネマこんぷれっくす!」の世界に浸ってほしい。

主人公と(黙っていれば美女な)クセ者揃いな先輩たちとの騒動が繰り広げられる
主人公と(黙っていれば美女な)クセ者揃いな先輩たちとの騒動が繰り広げられる著者/ビリー 発売中  620円+税 ドラゴンコミックスエイジ

取材/編集部、文/トライワークス

「シネマこんぷれっくす!」2巻の単行本情報はコチラ「シネマこんぷれっくす! 2」
マンガ大賞2018&次にくるマンガ大賞2018ノミネート、じわじわファン続出の映画議論コメディ第2巻がついに発売。コアな映画ファン達の一部で話題のドタバタ映画議論コメディ第2巻!青春にかける想いもすっかり消え失せ自堕落な高校生活を送る映研にどっぷりなガクト。まあこれはこれで楽しい映画議論を日々繰り広げてゆき――!?


著/ビリー(@biri_EX
ドラゴンコミックスエイジ
第1巻、第2巻発売中
各定価(本体620円+税)


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