松岡茉優、松坂桃李らが出演!恩田陸の直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」映画化決定

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松岡茉優、松坂桃李らが出演!恩田陸の直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」映画化決定

「六番目の小夜子」や「夜のピクニック」などで知られる人気作家・恩田陸が第156回直木賞と第14回本屋大賞をダブル受賞した小説「蜜蜂と遠雷」が、このたび実写映画化されることが決定。第1弾情報として4人の豪華キャストの出演が明らかになった。

本作は国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦や才能のぶつかり合い、そして成長を描き出す物語。13歳の時に母親を亡くしピアニストになることから逃げてきた元天才少女の亜夜、夢を諦めきれずにコンクールにエントリーした明石、音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し優勝候補最有力の重圧に挑むマサルと、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・塵。彼ら4人が国際コンクールでの熾烈な戦いを通し、互いに刺激し合い葛藤していく。

主人公・亜夜を演じるのは『勝手にふるえてろ』(17)で日本映画プロフェショナル大賞主演女優賞を受賞したほか、「ちはやふる」シリーズや『万引き家族』(18)など話題作への出演が相次ぐ松岡茉優。そして明石役には『娼年』(18)や『孤狼の血』(18)などでその演技力にさらに磨きをかけた松坂桃李。

また、マサル役には世界的巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督に見出され『レディ・プレイヤー1』(18)で堂々ハリウッドデビューを飾った森崎ウィン。さらに塵役には広瀬すずにスカウトされて芸能界入りを果たした期待の新人・鈴鹿央士が、100人を超えるオーディションで監督を唸らせ大抜擢された。

メガホンをとるのはポーランドで映画を学び『愚行録』(17)で長編監督デビューを飾った新鋭・石川慶監督。日本映画界注目の4人の実力派若手俳優と、将来性抜群の新鋭監督がタッグを組み、現代を代表する人気作家の“映像化不可能”と呼ばれた傑作にどのように挑むのか注目したい。『蜜蜂と遠雷』は2019年秋に公開される。

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