「僕声」声優・森久保祥太郎の“超絶モノマネ”に小野賢章と濱健人が驚嘆!
現在開催中の第31回東京国際映画祭にて、17~18年にかけて配信・放送されたWOWOWとGYAO!共同製作のオリジナル番組「セカイ系バラエティ 僕声」(通称:僕声)のSPトークショーが10月28日に実施された。出演声優の森久保祥太郎、スピンオフ作品「誰声」に出演していた小野賢章と濱健人に加え、住田崇監督、脚本を手掛けた作家のオークラ、MCとしてハライチの岩井勇気が登壇した。
「僕声」とは声優たちが、彼らの最大の武器である「声」によって「世界を救う」というSF的テーマのもと、ドラマやコント、歌をはじめとする、様々な映像表現で笑いを巻き起こす異色のバラエティ番組。人気声優たちが声だけでなく、実写での演技に挑戦することでも話題となった。
登壇声優3人のうち唯一番組に出演していた森久保は「僕はアニメの声のみの担当だったんですけど、とにかく世界観がぶっ飛んでいました」と振り返る。それに対し、監督の住田が「森久保さんがさまざまな声を出せるので、いろんな役をやってもらいました」と答えると、「ロボット役やネジ役もあって、ネジを演じたのなんて初めてでしたよ!」と森久保がツッコミを返して会場が笑いに包まれるなど、大盛り上がりの雰囲気でトークショーがスタート。
この日はシーズン2の制作&放送の決定が発表され、登壇声優の3人を加えた14名の第一弾キャストも公開された。撮影はすでにスタートしているらしく、「頭を振り回しながら、相当振り切って演じました。また、みなさんの演じるキャラクターが濃くて、メイクをした状態で会うと、『誰?』ってなります」と小野が振り返ると、濱も「突然、奇声が聞こえてきたり、少し怖いです(笑)。また、先輩方は余裕があるので、目で笑わせにきます」とエキセントリックな撮影現場の様子を説明した。
また、3人による公開生アフレコも実施され、“シーズン2決定”のシンプルな映像に各自ナレーションを当てることに。ハツラツとした声で元気よくまとめた濱と、イケメンボイスでかっこよく締めた小野に続いて、トリの森久保は…なぜか「あっ!馬が逃げた~」というセリフと共に“パカパカ”と馬が駆ける音がフェードアウトしていく音を再現。そのクオリティの高さに、後輩の2人や観客から驚嘆の声が上がっていた。
最後に「僕声」ファンへのメッセージを求められ、「挑戦しがいのある素敵なコンテンツです。先輩たちに囲まれ、すごく刺激を受けています」と濱。続けて小野が「お笑いというか、シチュエーションコメディがすごく好きで、楽しみながら演じています」とコメント。最後に森久保が「住田監督とオークラさんの作り上げる世界観が我々のはるか上を行っています。余談ですが、待機中に食べた屋台のお弁当がとてもおいしかったので、みなさんも食べてください」と会場後ろのケータリングをオススメする(?)言葉で締めくくられた。
取材・文/トライワークス
2019年1月よりWOWOWとGYAO!先行無料配信開始
2月にWOWOWで一挙放送され、TOKYO MXでも放送がスタート
https://www.wowow.co.jp/bokukoe/