ゾンビ化したファンがミラ・ジョヴォヴィッチを襲う!? 『バイオハザードIV』ワールドプレミア開催
9月10日(土)からの全世界同時公開に先駆け、『バイオハザードIV アフターライフ』のワールドプレミアが9月2日、都内で行われ、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、ウェントワース・ミラー、アリ・ラーター、特別出演の中島美嘉が出席した。
人気ゲームソフトを映画化したSFアクションホラーシリーズ4作目となる本作は、シリーズの生みの親、ポール・W・S・アンダースンが監督に復帰。ウイルスの及ばない安全な地を求めて、東京、アラスカ、ロサンゼルスと世界中を駆け巡る女戦士アリス(ミラ)の活躍を、最新3D映像技術を駆使した大迫力のアクションで見せる。
3年ぶりの来日となるミラ・ジョヴォヴィッチは、「こんにちは! バイオハザードを日本に持って帰ってきました!」と会場のファンに呼びかけると、先日妊娠したことが明らかになったばかりのラーターが「3度目の来日となりますが、東京のファンはいつもエネルギーがいっぱいで嬉しい。私たちはこの映画の撮影をとても楽しんだので、みなさんも楽しんでください」と元気に挨拶した。
世界最速で本作が上映されることについてミラは、「バイオハザードは日本で生まれたゲームなので、世界のどこよりも早く上映されるのは嬉しいですね」とコメント。そして、「この映画にはミカが出ています!」とミラが中島を紹介すると、中島は「出演した時間は少しなのですが、東京での第一感染者という重要な役をやらせていただけて楽しかったです」と照れながらコメントした。
3作目に続き、4作目もクレア役として出演することが決まった時の気持ちを、ラーターは「とても興奮しました。1年半前くらいにポールとミラに偶然会って、ミラが『実はポールが次の作品でクレアのことを書いている』と伝えてくれました。その時は本当に嬉しかったです」と笑顔で語った。
本シリーズ初参加で、ゲーム版の人気キャラクター、クリス・レッドフィールドを演じたウェントワース・ミラーは、「ファンがたくさんいるゲームの登場人物を演じることに不安はありましたが、ミラとアリ、そして監督がとても温かく迎えてくれて、何かわからないことがあっても、3人がいつも手を差し伸べてくれたので、かなりスムーズに撮影が進みました」と感謝の気持ちを述べると、ミラが「時々、私とアリが彼をボコボコにしたけどね」とおどけ、本作同様に女性キャスト陣のパワフルさをうかがわせた。
最後に、会場のファンが事前に配られていたゾンビの顔がプリントされているTシャツを顔に被り、まるでキャスト4人をゾンビが囲んでいるかのようなサプライズを演出。それを見たミラは「誰かミカをかんじゃいたい?」とゾンビ化しているファンに嬉しそうに呼びかけていた。【Movie Walker】