新鋭監督と実力派俳優がタッグ!全米を震撼させた“それ”が日本にやってくる…

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新鋭監督と実力派俳優がタッグ!全米を震撼させた“それ”が日本にやってくる…

第89回アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『ムーンライト』(16)をはじめ、数多くの野心的な作風で映画ファンを虜にしつづける気鋭スタジオA24と、世界中でスマッシュヒットを記録した『イット・フォローズ』(14)の製作陣が放つ『イット・カムズ・アット・ナイト』が11月23日(金・祝)より日本上陸。このたび本作の緊迫感あふれる場面写真が一挙に到着した。

本作は、夜になるとやってくる“それ”から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来ることからはじまる心理スリラー。「夜、入口の赤いドアは常にロックする」というルールに従うことにウィル一家を受け入れたポール一家だったが、ある夜赤いドアが開いていたことが発覚…。それから彼らは、目に見えない恐怖と不信感に追い詰められていくことになる。

メガホンをとるのは、長編デビュー作『KRISHA(原題)』(15)で全米のインディペンデント映画賞を多数受賞し、鬼才ジョン・ウォーターズ監督からもその手腕を絶賛されたトレイ・エドワード・シュルツ監督。88年生まれの新鋭監督が、従来のホラー・スリラー映画とは一線を画したタッチで、極限状態に追い込まれた人間の心理を描写していく。

そんな新鋭の才能に魅せられ、製作総指揮と主演を務めたのは実力派俳優のジョエル・エドガートン。『ザ・ギフト』(15)で長編監督デビューも果たしたジョエルは、シュルツ監督の“人間の心理をえぐり出す才能”に衝撃を受け、自ら本作の製作総指揮に名乗りを上げたという。先日、監督最新作『Boy Erased(原題)』が公開され第91回アカデミー賞戦線に名乗りを上げたジョエルが脱帽する、シュルツ監督の才能には否が応でも期待が高まるところだ。

全米で昨年6月に公開された本作は、サマーシーズンの並み居る超大作に食らいつき、2週連続トップ10入り。批評家からも高評価が寄せられ、アメリカの大手批評サイト「ロッテントマト」でも87%フレッシュを獲得。満を持して日本に上陸する、新たな恐怖体験を是非とも劇場のスクリーンで味わっていただきたい。

文/久保田 和馬

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