King & Prince平野紫耀の天然キャラが猛威を振るう!「世間では天然らしいです」
LINEマンガで大きな話題を集め、コミックス累計発行部数150万部を突破した星森ゆきもの「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」を実写映画化した『ういらぶ。』の公開御礼舞台挨拶が10日、TOHOシネマズ日比谷で開催。主演を務めたKing & Princeの平野紫耀をはじめ、桜井日奈子、玉城ティナ、磯村勇斗、伊藤健太郎、桜田ひより、佐藤祐市監督が登壇した。
本作は同じマンションに住む幼なじみ4人組と、ライバル兄妹が繰り広げるピュアでまっすぐな青春ラブストーリー。見た目はクールで完璧な凛は、出会った時から優羽のことが好きすぎてついつい毒舌をふるってしまう“超こじらせ男子”。そんな凛のせいで優羽は超ネガティブに陥り、暦と蛍太は両想いであることに気付かない2人を優しく見守っていた。ある時、4人の前に“好きなら好きとハッキリ言う”タイプの和真と実花の兄妹が現れたことをきっかけに、彼らの恋と友情が思わぬ方向に動き出す。
King & Princeとして今年5月にデビューしてから初の主演映画となる平野は、劇中のお気に入りのシーンを訊かれて「ご自身のでなくても大丈夫です」とMCから言われた言葉をそのまま受け止め「せっかくなので“ご自身”ので」と、序盤から持ち前の天然キャラを炸裂。佐藤監督から「自分のだから“ご”は付けなくてもいい」と指摘されると「“自身”ので」と会場の爆笑を誘う。
そして、優羽の帰りを階段で待っている和真に宣戦布告する男同士の“壁ドン”シーンを、和真役を演じた伊藤を巻き込んで再現した平野。2人のコンビネーションに会場からは大きな拍手が巻き起こる。「バチバチしてましたからね〜」と自信をのぞかせた平野は「空気が悪い感じがとても好きです」と笑顔でコメント。続いて指名された桜井は、「私のお気に入りのシーンをいまやられました」とぼやきつつも、「まだあります!」と元気よく宣言し、優羽の定番ポーズである“あわわポーズ”を生披露した。
終始和気あいあいムードのキャスト陣は、男子チームと女子チームに分かれてお題の答えをそれぞれ合わせるゲームに挑戦。質問の意図をつかむのに苦労しながら答えを導き出す男子チームに対し、女子チームはなんとしても勝とうとこっそり相談し合い、最終的には女子チームに甘い(!?)佐藤監督のおかげで引き分けに。伊藤が「全員仲良いってことです!」と綺麗にまとめあげた。
そんな彼らのチームワークに佐藤監督は「撮影の早い段階から意気投合していただいて、こちらとしてはありがたかった」と語り「紫耀くんがみんなに気を使って、わざと天然やってたんだもんね!」と無茶振り。平野ははにかみながら「やった記憶ないです!」と返すと、すかさず「本当に天然なの?」と核心をつく。「世間では天然らしいです」と語る平野に会場中のファンが大きく沸き立った。
最後にキャストを代表してマイクをとった平野は「人生って一度きりなので、その中で僕たちの映画を観ていただいて、本当に嬉しく思っています」と壮大なスケールでコメント。そして「ツイッターとかやってないので皆さんの感想とかあまりわからないのですけど、見るからに皆さんの肌ツヤがよくなっているので、きっとキュンキュンしたのではないかなと思っております」と自信満々に語り、またしても大きな笑いを誘った。
取材・文/久保田 和馬