佐藤浩市と渡辺謙が共演、“3.11”の最前線で戦った人々を描く社会派巨編製作決定!
2011年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード9.0、最大震度7という日本観測史上最大の東日本大震災。その最前線で戦い続けた人々の姿を、90人以上の関係者の取材をもとに綴った門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」が、『Fukushima 50』のタイトルで映画化されることが決定した。
本作の舞台となるのは、巨大津波によって被災した福島第一原子力発電所。すべての電源を失ったことで原子炉の冷却が不可能になり、原子炉建屋が次々と水素爆発を起こし、メルトダウンという最悪の事態が迫り来るなか、死を覚悟して発電所内に残り、未曾有の大事故を前に奔走した作業員の姿が描きだされていく。
不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫役を演じるのは、『64 -ロクヨン- 前編』(16)で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、輝かしい受賞歴を誇る佐藤浩市。そして福島第一原発所長の吉田昌郎役には世界を股にかけて活躍する渡辺謙。日本を代表する名優2人が『許されざる者』(13)以来の共演を果たす。
そしてメガホンをとるのは『許されざる者』や、渡辺が主演を務め第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『沈まぬ太陽』(09)などで知られる若松節朗監督。日本映画界を牽引するキャスト・監督の強力なタッグで描き出される一大巨編『Fukushima 50』は11月末にクランクインし、2020年に公開される。続報に注目したい。
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