木村拓哉が初の七三分け。長澤まさみから「すごくお似合い」と好評

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木村拓哉が初の七三分け。長澤まさみから「すごくお似合い」と好評

東野圭吾作品「マスカレード」シリーズの第1作目を、木村拓哉主演で実写映画化した『マスカレード・ホテル』(2019年1月18日公開)。本作の完成報告会見が、原作のモデルとなり、ロケも行われたロイヤルパークホテルで、11月20日に開催され、木村拓哉、長澤まさみ、鈴木雅之監督が登壇した。本作の主人公・新田浩介役で七三分けにした木村は「自分的には初スタイルでしたが、長澤さんからはウケが良かったです」と笑顔で語った。

長澤は木村の七三分けについて「すごくショートヘアがお似合いで。また切らないんですか?と聞いたところでした」と好印象だった様子。

木村は初共演となった長澤について「以前出演された作品も拝見してますし、しっかりと自分の役をまっとうされる方だなとは思ってはいたんですが、どういうふうに役と向き合うかだけは不透明だったので、(共演して)ものすごくクリアになりました。一切逃げないし、全力だった」と称えた。

長澤は木村について「私も木村さんとはいつか共演してみたいと思っていました。やはり先輩なので、どうしても緊張はしてしまうんですが…。実際、現場では、どんなにぶつかっていってもすべてを受け止めてくださる。常に頼りがいのある方だと思っていました」と感想を述べた。

また、原作者の東野からの手紙も代読された。「映像化の話が次々と舞い込みましたが、よほどのことがない限り、映像化にGOサインは出さないようにしようと思っていました」というこだわりの作品だったが、実は東野が主人公の新田浩介を書くにあたり、モデルにしていたのが木村拓哉だったそうで「いろいろな意味で感慨深かったです」とのこと。

木村は、そのことを撮影終了後の打ち上げの席で、直接東野から言われたそうで「うれしかったけど、もうちょっと早く教えてほしかったな、と」と苦笑いした。

『マスカレード・ホテル』は一流ホテルを舞台にしたミステリー。木村は、予告連続殺人事件を追うエリート刑事・新田浩介役を、長澤は、新田の教育係とされる優秀なフロントクラーク・山岸尚美役を演じた。

取材・文/山崎 伸子

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