『オカンの嫁入り』凱旋舞台挨拶に犬のハチがサプライズ登場
9月4日に公開された『オカンの嫁入り』の凱旋舞台挨拶が都内で行われた。会場には、宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、呉美保監督が登壇した。
今回、公開から間もなく2週間が経とうとする現在でも大ヒットし続けているということで、再びの舞台挨拶となった。「初日を迎えてからまた舞台に立てるということは、見てくれるお客様がいるからだと思います」と宮崎。また今回、サプライズゲストとして、劇中で月子が飼っている犬のハチが登場し会場を沸かせた。突然のゲストに驚いた大竹は、「ほんとに大人しくてかわいかったです」とコメント。そして、プライベートでも犬を飼っている宮崎は、「とても賢い子なので、あんまり困らせたりしなかったですよ」と、撮影中のエピソードを語った。次に、紅一点ならぬ黒一点で登場した桐谷について、「お芝居について監督と話をしたり、相手役でいい人だなって思いました。こんなに若くて優しくて、でもこたつで話してたんですけど、寝てましたね(笑)」と大竹。「あの時は、ものすごく我慢したんですけど、あまりにも心地良くて寝てしまいましたね」と桐谷は弁解しながらも、大竹さんの前で寝るなんて大物ですね? の司会者からの鋭い突っ込みには「俺、ここですごい注意されてますよね」と恥ずかしそうに答えた。また、本作がプサン映画祭に出品されることとなり、宮崎、大竹、呉監督の3人が会場に行くことを知った桐谷は、「俺、どうなるんですか? 日が合えば僕も是非!」と3人を見つめる中、「どうやらチケットが3人分しかないみたいですよ」と司会者から伝えられた桐谷に、「残念でした~(笑)」と宮崎。それに対し桐谷は「どうぞ行って来てください。でも是非行きたいです!」と泣く泣くのコメントとなった。
最後に本作について、呉監督は「最後のシーンで、お嫁入りの挨拶をお母さんが娘にするシーンで、(宮崎と大竹が)本当の親子に見えるほどの素晴らしさがあったので、皆さんも同じように感じていただきたいです。そして、楽しんで見ていただきたいと思います」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。【MovieWalker】