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赤ちゃんが親を選ぶ?子供たちが語る胎内の記憶とは

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赤ちゃんが親を選ぶ?子供たちが語る胎内の記憶とは

少子化や出生率低下が叫ばれる昨今、出産そのものをテーマにしたドキュメンタリー映画『うまれる』(11月公開)が公開されることになった。

劇中では、様々なバックグラウンドを抱えた4組の夫婦の出産までの流れが描かれるのだが、それに加え、胎内記憶といわれる、子供たちが胎内にいた頃や、母親のお腹に宿る以前の驚きの体験談(!?)が語られている点にも注目したい。

まるでファンタジーのような話だが、2、3歳の子供のうち、約3割は胎内記憶を持っていると言われていて、さらにごく稀に、受胎以前の記憶を持って生まれてくる子供もいるという。「神様がね、好きなママを選びなさい。っていうの」「違うママもいたけど、やっぱりママがいいなあと思って、ママのお腹に入ったんだよ」など、彼らが共通して話すのは、気持ちのいい空間に自分と同じような子供たちが何人もいて、ある時期が来るのをずっと待っていたこと。そしてその時が来たら、自分の意志で、両親を選んで産まれてきたということ。

一般的に「子供は親を選べない」というが、もしかしたら本当は、赤ちゃんが親を選んで生まれてくるのかもしれない。信じるか信じないかはあなた次第だが、子供を持つ親からすれば「自分は子供に選ばれた」なんて思うと、その喜びもひとしおだろう。既にお子さんがいる人はもちろん、まだいない人も、本作を見て生命の神秘に今一度触れてみてはいかがだろうか。皆、かつては赤ちゃんだったのだから、忘れてた胎内記憶を思い出すかもしれない。【トライワークス】

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