ゾンビにエイリアン、プレデターまで描いた鬼才が手がけるSFスリラーとは?
現在、大ヒット公開中の『バイオハザードIV アフターライフ』や『エイリアンVSプレデター』(04)などで、異形のクリーチャーと人類の壮絶バトルを描いてきたポール・W・S・アンダーソン監督。そんなアンダーソン監督が製作に乗り出した、宇宙が舞台のSFスリラーが10月1日(金)公開の『パンドラム』だ。
舞台となるのは、宇宙船エリジウムの船内。地球と同じ環境の惑星タニスを調査するために搭乗した飛行士のうち、あるふたりが冷凍睡眠から目覚めるところから物語は始まる。だが、ふたりは睡眠前の記憶を失っていて、自分たちが何者なのか思い出せない。さらに、大勢いたはずの乗組員たちも忽然と姿を消してしまい、船内には未知の“何か”が徘徊している。この絶望的な状況を、彼らは生き抜くことができるのか、なんともスリリングなストーリーとなっている。
主人公たちが対峙する“何か”は、今のところビジュアルが解禁されておらず、完全な極秘扱いとなっている。だが本作は、『エイリアンVSプレデター』では凶暴な宇宙生物、『バイオハザード』シリーズではゾンビをはじめ、数々の恐ろしいモンスターたちの暴れっぷりを、ド派手なタッチで描いてきたアンダーソン監督作品ということもあって、未知なるクリーチャーの登場と大活躍に期待が高まってしまう。
ダイナミックなアクション全開の『バイオハザードIV アフターライフ』を楽しみながら、極限状況下でおこるサバイバルを描いた『パンドラム』の公開を楽しみに待っておこう。【トライワークス】
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