天才子役・横溝菜帆の名演に大泉洋が太鼓判!『グリンチ』本編シーンが到着
アメリカではサンタクロースに並ぶ“クリスマスの代名詞”として幅広い世代から愛されている名キャラクターを「怪盗グルー」シリーズなどで知られるイルミネーション・エンターテインメントがアニメーション映画化した『グリンチ』(12月14日公開)。このたび本作の日本語吹替え版から、声優を務めた大泉洋と横澤菜帆の息ぴったりな演技が堪能できる本編映像が到着した。
偉大な絵本作家ドクター・スースの名作をもとにした本作は、孤独で超ひねくれ者のグリンチが、村中のみんなが大好きな“クリスマス”を盗むというとんでもない計画を立てる物語。このたび到着した映像では大泉が演じるグリンチと、横溝演じるクリスマスを心待ちにしている少女シンディ・ルーが初対面を果たすシーンが収められている。
サンタクロースへのお願いごとをしたためた手紙を出すために、ソリに乗って雪の積もった街を猛スピードで滑っていったシンディ・ルーは、たまたま通りかかったグリンチとクラッシュ。雪がクッションになったおかげでケガはなかったものの、大事な手紙をなくしてしまったことに気が付き「私の手紙を知らない?」と、シンディ・ルーはグリンチに訊ねるのだ。
ところが不機嫌度MAXなグリンチは、無垢なシンディ・ルーを嫌味たっぷりに茶化していく。それにはシンディ・ルーも、サンタへの大事なお願いだからと健気に反論。しかしグリンチは負けじと“ひねくれ発言”を炸裂。「サンタに会って直接言えばいいんじゃないか?」と捨て台詞を吐いてその場を去って行ってしまう。
先日行われたイベントでこのシーンを観た大泉は「かわいかったね!」と横溝の見事な演技を大絶賛。動きが多く、タイミングを合わせるのが難しいこのシーンについて「何回も一生懸命やりました」と明かす横溝は「シンディ・ルーがどうやってグリンチの心を開いていくかに注目してほしいです!」と本作の見どころも語っていたが、こんなにもひねくれたグリンチが、本当に心を開いてくれるのだろうか…?
日本語吹替版では大泉と横溝のほか、杏とロバートの秋山竜次も個性豊かなキャラクターの声を担当。さらに宮野真守がナレーターを担当するなど、超豪華声優陣が集結。全米ではすでに興行収入2億ドルを超え、クリスマスを題材にした映画史上3位の大ヒットを記録している本作。日本でも“平成最後のクリスマス”をにぎやかにしてくれること間違いなしだ!
文/久保田 和馬