ブラッドリー・クーパー、寒がるローラにコートをふわり!ガガからサプライズメッセージも
レディー・ガガが映画初主演を飾った映画『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)のジャパンプレミアが12月11日に六本木ヒルズアリーナで開催され、監督・主演のブラッドリー・クーパー、スペシャルサポーターのローラが登壇。真冬の寒さに、冷たい雨が降り注いだこの日。胸元が大胆に開いたドレスで登場したローラは「寒い!寒くて声が震えてきたよ」と体を震わせていたが、ブラッドリーからコートをふわりと肩にかけられるひと幕もあり、これにはローラも「あったかい。優しいね。ジェントルマン!」と大感激。約1000人が集まった会場からは「キャー!」という黄色い歓声が上がった。
世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー)と、彼に歌の才能を見出されてスターダムを駆け上がっていくアリー(レディー・ガガ)が、激しい恋に落ちる姿を描く本作。約5年ぶりの来日を果たしたブラッドリーは、サインや握手、写真撮影など熱心にファンサービスに励み、会場も大熱狂。「コンニチワ。アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶し、「こうやってまた日本に戻って来られて、大変うれしく思っています。レディ・ガガも日本のファンが一番すばらしいと知っている。今回、彼女が来られなかったのは残念だけれど、きっと近いうちに会えると思います」と話し、大歓声を浴びていた。
夢を叶えるためにロサンゼルスを拠点に挑戦し続けている姿が、ガガ演じるアリーと重なることから、本作のスペシャルサポーターに抜てきされたのが、ローラ。本作を観た人が“ガガ泣き”すると話題になっていることもあり、すでに映画を観たローラも「たくさんの女性が共感すると思う。“ロラ泣き”したの」と涙したことを告白。「バッチリメイクをしていたので泣きたくなかったけれど、ボロボロ泣いてしまった。心に響いた!」と感激の思いをあふれさせていた。
劇中ではブラッドリーが歌やギターを披露しており、ローラが「ものすごく上手だった!来年は歌手になるんじゃないかなって」とお茶目に語ると、ブラッドリーも照れ笑い。「ガガが居心地良い空間を作ってくれて、いつでもジャクソンとして僕を見てくれた。生歌だったんだけれど、彼女が勇気をくれたからこそ僕も歌えたんだ」とガガに感謝しきりだった。
また、来日が叶わなかったガガからは、会場にサプライズメッセージが届いた。ガガから贈られたのは「抽選でラスベガス公演のリハーサルにご招待します」とのスペシャルなメッセージ。会場からもどよめきが起こっていたが、ブラッドリーは「彼女の人となりが伝わるメッセージ。いつも人のためになにができるかを考えている人」と心からの尊敬の念を語っていた。ガガからのメッセージ&応募方法は、下記の動画からチェックすることができる。
取材・文/成田 おり枝