『パラノーマル・アクティビティ』続編を日本オリジナルで製作!
今年1月に公開され、社会現象を巻き起こした『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編『パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT』が11月20日(土)に公開されることが決定。
『パラノーマル・アクティビティ』は総製作費135万円という低予算のうえ、北米限定でレイトショーという超小規模公開でスタート。クチコミがクチコミを呼び、週を重ねるごとに公開館数を増やし、公開3週目には159館に拡大され、週末だけで興行収入790万ドルを叩き出した作品だ。そして今回、その続編を日本を舞台に、しかもオリジナルで製作することが発表された。日本でのオリジナル製作は『パラノーマル・アクティビティ』でメガホンと取ったオーレン・ペリ監督が許可したとのこと。そして日本版の監督を任されたのが、そのドキュメンタリータッチの手法が話題となった「放送禁止」シリーズの長江俊和だ。『パラノーマル・アクティビティ』は公開当初より、『リング』(98)、『呪怨』(03)などジャパニーズホラーのテイストを持つ秀逸な作品と評されてきたが、ドキュメンタリータッチとホラー作品を得意とする長江監督の手腕に期待が膨らむ。
また、アメリカ版の主な登場人物は一軒家に同棲するカップルだったが、日本版では姉弟が主人公となる。弟役には『BECK』(公開中)など話題作への出演が続く若手人気俳優の中村蒼、姉役にはテレビドラマ「逃亡者おりん」でクールな魅力を開花させた青山倫子が抜擢されている。
一方、本国アメリカでも続編の制作が進んでおり、こちらは『パラノーマル・アクティビティ2』(北米10月22日、日本2011年2月11日公開予定)として公開を予定している。ほぼ同時期に同作品の第2弾が日米それぞれで公開されるのは史上初、前代未聞だ。さて、作品のできばえはどちらに軍配が上がるのだろうか?【MovieWalker】