野沢雅子「聖火を悟空が灯したい」東京オリンピックに野望!水樹奈々&杉田智和も大感激
映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開記念舞台挨拶が12月15日に丸の内TOEIで開催され、声優の野沢雅子、島田敏、堀川りょう、中尾隆聖、水樹奈々、杉田智和が登壇。すでに約90の国と地域で配給が予定されるなど、世界的な人気を誇るシリーズ。孫悟空役の野沢が「人間が生きていくうえで自然と勉強になるような作品」とその魅力を語り、「今度、オリンピックが東京でやりますよね。聖火を悟空が灯したい。“波ーっ!!”で!世界中の方に喜んでいただけるのでは」と2020年の東京オリンピックへの野望を語り、万雷の拍手を浴びた。
本作は、2015年にスタートした、原作者・鳥山明の原案による新たなTVシリーズ「ドラゴンボール超」の初の劇場版。野沢は「いままで一番おもしろい!」と太鼓判。「悟空と一緒に生きています。いま一緒にこの場にいるというのが、悟空にとっては最高です」と悟空として感謝を語っていた。
ベジータ役の堀川は「久々にマコさん(野沢)とフュージョンさせていただいた。興奮しました」と満面の笑み。「テレビシリーズのころは、目と目を合わせて『この呼吸だな』と感じながらやっていましたね」と振り返ると、野沢も「2人で録る時は、(画面を見ずに)りょうの口を見て一緒にやっていました」と息を合わせる秘訣を明かしていた。
今後の展開も気になるが、堀川は「これからも戦いの道を歩いて行って、さらに進化していくのでは。ワクワクします」とベジータを演じる楽しみを明かすと共に、「ブルマとの馴れ初めを描いてもらえるとうれしい」と期待。野沢が「悟空としては、信じられないですよ!どうしてブルマがベジータに!?」と劇中のカップルにツッコミを入れて、会場を沸かせた。
また本作のゲスト声優として出演を果たしたのが、水樹と杉田。水樹は「大好きな作品、子どものころから観ていた作品に携わらせていただき、すばらしい先輩方とここに立てている喜びを、ひしひしと感じています。鳥肌が止まりません!」とレジェンド声優たちとの登壇に感激しきり。
杉田も「子どものころの自分に聞かせたら、『嘘だ!』っていう」と「ドラゴンボール」の世界に飛び込んだことへの率直な気持ちを吐露。丈の短めのジャンパーに、ダボっとしたパンツを合わせた絶妙なコーデを披露していたが、「なんとなくサイヤ人の服、変わったものを着てきた」と告白して会場を笑わせていた。
取材・文/成田 おり枝