声優・本渡楓&種田梨沙に直撃!ゾンビ×アイドル『ゾンビランドサガ』は「とんでもないギャグアニメ(笑)」

インタビュー

声優・本渡楓&種田梨沙に直撃!ゾンビ×アイドル『ゾンビランドサガ』は「とんでもないギャグアニメ(笑)」

突然、ゾンビになってしまった少女たちがアイドルとなり、佐賀を救うというぶっ飛んだ設定が話題のテレビアニメ「ゾンビランドサガ」(放送中)。12月20日(木)深夜の最終回を前に、劇中のアイドルグループ“フランシュシュ”のメンバーである源さくらと水野愛を演じる、声優の本渡楓と種田梨沙にインタビュー。物語の舞台・佐賀の印象や最終回に向けての意気込みを語ってもらった。

ゾンビとなった少女たちがアイドルを目指すTVアニメ「ゾンビランドサガ」
ゾンビとなった少女たちがアイドルを目指すTVアニメ「ゾンビランドサガ」[c]ゾンビランドサガ製作委員会

佐賀ネタも満載な体感5分アニメ!

――ゾンビ×アイドル、そして、佐賀…という組み合わせがとてもシュールな作品だと思いますが、本作を知った時の感想や役が決まった時の気持ちを教えてください。

本渡「アイドルを題材にした作品は世の中にたくさんありますが、ついに“ゾンビ”まで来たかと…。どんな話か全く想像できなかったのですが、蓋を開けてみると意外とコメディ要素が強かったですね。オーディション後はあまり自信がなかったので、役が決まって素直にうれしかったです。さくらは私の中で一番しっくりくるキャラクターで共感できる部分も多く、『さくらをやりたい!』という気持ちは強かったです」

種田「オーディション用のセリフ原稿では文章が真面目だったので、最初は熱い作品だと思っていました。ただ、アフレコが始まるととんでもないギャグアニメで…(笑)。自虐的な佐賀ジョークも多く、佐賀の人に怒られないか心配でした(笑)。生前の愛ちゃんは平成のトップアイドルだったということもあり、アイドルが好きな自分だからこそ、演じるうえで生かせるところがあると思いました」

ゾンビ1号こと平凡な女子校生・源さくら
ゾンビ1号こと平凡な女子校生・源さくら[c]ゾンビランドサガ製作委員会

――走行中の車に衝突したり、体がバラバラになったりと、ゾンビならではの要素が多い本作ですが、印象的なシーンはありますか?

種田「(佐賀・福岡の鶏料理専門店)ドライブイン鳥と、(佐賀県鹿島市の人気イベント)鹿島ガタリンピックが2部構成になった第5話ですね。特に、ガタリンピックでは泥の中をフランシュシュのメンバーがはいつくばって猛スピードで走るシーンがあるのですが、表情が劇画チックになって顔面も崩壊しているんです(笑)。展開も早いので、体感5分くらいに感じるお話でした」

本渡「第3話で、さくらがゆうぎりに突然ビンタされるシーンです。あまりに唐突すぎて、台本の誤字なのかな、ページが抜けたのかなって何度も読み返しました(笑)。結局、理由はわからなかったのですが、別の場面でもゆうぎりが突然ビンタをするシーンがあったので、こういうキャラクターだったんだなって納得できました。台本を読むだけでは、すぐには理解できないおもしろさがあるのが好きですね」

ゾンビ3号こと伝説の平成のアイドル・水野愛
ゾンビ3号こと伝説の平成のアイドル・水野愛[c]ゾンビランドサガ製作委員会

聖地・佐賀でも大人気!

――作品にかかわる前と後で佐賀への印象に変化はありましたか?

種田「海外からも人が集まる佐賀インターナショナルバルーンフェスタなど、佐賀特有のイベントがたくさんあるのには驚きました!」

本渡「私はこの作品で何度か佐賀を訪れていて、空気の本当にきれいな所だなと思いました。イベントでもお客さんがめちゃくちゃよろこんでくれていて、『ゾンビランドサガ観てるよ』って声をかけていただいたり、佐賀や作品にすごく愛情を持ってくれているなと実感しましたね」

――種田さんはまだ佐賀へは行けていないそうですが、訪れてみたい場所はありますか?

種田「佐賀へ行ったメンバーが写真や動画を送ってくれるので、聖地巡りはしたいですね。あと、やっぱりドライブイン鳥で鶏焼肉が食べたいです!」

【写真を見る】ドライブイン鳥など佐賀のご当地スポットも多数登場!
【写真を見る】ドライブイン鳥など佐賀のご当地スポットも多数登場![c]ゾンビランドサガ製作委員会
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