いま最注目の女優&新鋭監督が明かす“ドラゴン・タトゥー”へのこだわりとは?
第84回アカデミー賞で5部門にノミネートされた『ドラゴン・タトゥーの女』(11)から7年。鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が製作総指揮に回り、新たに『ドント・ブリーズ』(16)の新鋭フェデ・アルバレス監督がメガホンをとる「ミレニアム」シリーズの最新作『蜘蛛の巣を払う女』が19年1月11日(金)より公開。このたび本作で主人公リスベットを演じたクレア・フォイが、あるこだわりを語る特別映像が解禁された。
本作は、04年にこの世を去ったスウェーデンの人気作家スティーグ・ラーソンの絶筆にして、全世界で9000万部以上の売り上げを誇る「ミレニアム」シリーズの第4部を映画化したミステリー。天才ハッカーのリスベットは、核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すことを依頼されるが、その陰謀には16年前に生き別れた双子の姉妹カミラが関与しているとを知ることに…。
このたび解禁された映像の中でクレアは、リスベットのトレードマークとも言える“ドラゴン・タトゥー”へのこだわりについて「中国のドラゴンではなく、北欧風にしたかった。ドラゴンの翼を肩に描き、動きがでるようにした」と明かす。映像の中では彼女の背中に大きく描かれた龍の姿だけでなく、衣服の隙間からさりげなくドラゴンの一部が覗いている様子が確認できる。
また、メガホンをとるアルバレス監督も「大きな入れ墨など普通の人は入れない」と語った上で「信念の固さと覚悟のほどを示すものだ」と、“ドラゴン・タトゥー”はリスベットが依頼された仕事に臨むための強い信念のあらわれであることを示唆。劇中で彼女が向き合うことになる、“葬り去った残酷な過去”と何か関係があるのだろうか…?
ゴールデン・グローブ賞に輝いたドラマ「ザ・クラウン」で注目を集め、デイミアン・チャゼル監督の『ファースト・マン』(19年2月8日公開)も控えるなど、人気急上昇中のクレアが演じる新たな“ドラゴン・タトゥーの女”の姿に、是非とも注目していただきたい!
文/久保田 和馬