藤本美貴も共感!Netflixオリジナル映画『バード・ボックス』プレミア試写会が開催

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藤本美貴も共感!Netflixオリジナル映画『バード・ボックス』プレミア試写会が開催

『ゼロ・グラビティ』(13)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたサンドラ・ブロックが主演を務めるNetflixオリジナル映画『バード・ボックス』が21日(金)から配信されるのに先がけて19日、新宿ピカデリーにてプレミア試写会が開催。ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵と、藤本美貴がゲストとして登壇した。

本作は、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機を前に大混乱に陥る人々の姿を描きだしたディザスター・スリラー。謎の異変に直面したアーティストのマロリーは、生き残るために決して“それ”を見てはいけないと知り、幼い命を守るために目隠しをして決死の逃避行をはじめる。

藤本は、劇中でサンドラ・ブロック演じる主人公マロリーと同じく2人の子どもを育てる母親ということで登壇。作品を観た感想を聞かれると「子を持つ母親であればこうするしかないのかな、とも思います」とマロリーの行動にいたく共感した様子で「でもうちには“キン肉マン”がいるんで、盾にして使えます」と、夫・庄司智春を上手く使おうとする恐妻ぶりを披露。それには肥後がすかさず「旦那はすぐに殺されそうだけどね」と笑いを誘った。

ダチョウ倶楽部の3人は、サバイバルスリラーでもある本作の内容にちなみ、33年間も芸能界を生き抜いてきた“サバイバルのプロ”としてゲストに選ばれたとのこと。「芸能界の底辺をね」と自虐で笑いをとった寺門は、サバイバルするための秘訣として「1人の人に信じてもらえる、おもしろいと思ってもらうことが大切。自分たちは(ビート)たけしさんや志村(けん)師匠に信じて使ってもらってきたから、誰を信じるかが大事なのかも!」と熱く語り、予想外にまじめなコメントを繰り出したことに肥後からツッコミを受けるひと幕も。

そして4人は、劇中でマロリーが迫りくる恐怖を見ないように“目隠し”をすることにちなみ、バラエティの定番である「箱の中身はなんだろな?」にチャレンジ。代表者を1人選ぶ際にはダチョウ倶楽部の定番ギャグ「どうぞどうぞ」に藤本も参加して会場を沸かせ、お決まり通り上島が選ばれることに。

タイトルに引っ掛けて元相撲“トリ”のお笑いコンビ・うっちゃりの義江和也が隠れた箱に手を突っ込んだ上島は、年季の入ったリアクションで場を盛り上げる。そして正解を当てることができないまま、中身を確認して思わず失笑してしまった上島に、寺門から「見えないって怖いだろ?」と言われると間髪入れずに「怖い怖い」とつぶやく上島。ダチョウ倶楽部のコミカルなやり取りに、会場は終始大きな笑いに包まれていた。

平成最後の年の瀬は未曾有のスリルに身震いし、その奥に潜む“母の愛”に深い感動を味わってみてはいかがだろうか。『バード・ボックス』は12月21日(金)よりNetflixにて全世界同時独占配信される。

取材・文/久保田 和馬

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