グリンチもビックリの個性派動物がいっぱい!イルミネーション作品のキャラを大解説
ミニオンに代表される、個性豊かなキャラクターたちの活躍で世界中から圧倒的な支持を集め、次から次へと大ヒット作品を連発しつづけている今最注目のアニメーション・スタジオ、イルミネーション・エンターテインメント。その歴代キャラクターを大解説!スタジオを代表する「怪盗グルー」シリーズのキャラクターを紹介した第1回につづく今回は、いずれも続編の公開が決定しているユニークな2作品を紹介!
ペットの秘密の生活が明らかに!『ペット』
ペットを飼ったことがある人なら誰もが一度は考えたことがある、飼い主がいない間のペットたちの日常をユーモラスに描いた本作は、日本公開されるやいなや社会現象を巻き起こした『ジュラシック・ワールド』(15)を超えるユニバーサル・ピクチャーズ作品史上No. 1の初日興収を叩き出すほどの大ヒットを記録!
飼い主のケイティが大好きな甘えん坊の雑種犬マックスを主人公に、突然保健所から引き取られてきたデューク、マックスに想いを寄せるキュートなポメラニアンのギジェットや、おデブでマイペースなネコのクロエ、自分のことを色男だと思っているパグのメル、アパートの中ですぐ迷子になってしまうモルモットのノーマンやタカのタイベリアスと、様々な動物キャラクターが集結!そして飼い主ぬ捨てられたペットが集まる“反ペット同盟”のリーダーでウサギのスノーボールも、見た目との中身のギャップで大人気に。
2019年の夏には最新作の公開が決定。すでに解禁されている超特報映像では、マックスがエリザベスカラーを巻いており、またもやピンチに巻き込まレテいる予感が…。さらにスノーボールも“スーパーマン”になってカムバックするとか。はたして今度はどんな大騒動を巻き起こすのか…公開まで待ちきれない!
夢を追う動物たちの力強い歌声が響き渡る!『SING/シング』
動物だけが暮らす世界を舞台に、取り壊し寸前の劇場に栄光を取り戻すための一世一代のオーディションが開催される本作。劇場支配人のコアラ、バスター・ムーンをはじめ、歌うことを夢に持つ様々な境遇の動物たちが登場する。ゴリラのジョニーにブタのロジータ、ハツカネズミのマイクに、ヤマアラシのアッシュ。彼らが人生を変える最高のチャンスに挑む姿が、とにかくキラキラ輝いている。
また日本では歌唱シーンを含めた全編吹替え版の制作を本国サイドから特別に許可され、台詞だけでなく歌声まで完璧に吹替え。ウッチャンナンチャンの内村光良を筆頭に、長澤まさみやMISIAら豪華声優陣が圧巻のパフォーマンスを繰り広げて話題を呼び、字幕版と吹替え版ともにリピーターが続出。2020年末に全米公開予定の続編を待ち望んでるファンも少なくないはず!
いつもしかめっ面のひねくれ者!『グリンチ』
そして現在公開中の『グリンチ』に登場する超ひねくれ者のグリンチも、今後イルミネーション作品を語る上で欠かすことはできない重要なキャラクターとなること間違いなし。偉大な絵本作家ドクター・スースが手がけた本作の原作は、アメリカではサンタクロースに匹敵する人気を誇る「クリスマスの代名詞」。
村人に会えばすぐに嫌味を言ったりいたずらをしたりと、主人公とは思えないほど強烈なキャラクターを炸裂。小さい頃はピュアでとても純粋だったグリンチが、何故こうなってしまったのか?そして村人たちが楽しみにしているクリスマスを盗み出すというとんでもない計画の行方は…?
今年のクリスマスはもう終わってしまったけれど、グリンチの物語に込められた深いテーマと、キャラクターの魅力は季節関係なしの普遍的なもの。是非ともこのお正月休みは、家族揃って劇場で笑って泣いて、あたたかい気持ちを味わってほしい!
文/久保田 和馬