樹木希林さんに40年間の感謝を込めて…平成最後の“お正月を写そう”!
<「お正月を写そう♪2019 それぞれのウォールデコ」篇キャストコメント>
●広瀬すず
「私もこんな女優さんになりたいと初めて思った方が、初めて出演した映画でご一緒させていただいた樹木さんでした。富士フイルムさんの撮影で毎年お会いできるのが楽しみで、元々のコンテになかった演技プランを現場で提案してくださって、実際にその内容でCMが作られたことがとても印象に残っています。私が生まれた頃から見ていたCMや、実際に共演した作品も入っている今回のスペシャルムービーを拝見して、改めてご一緒できたことを光栄に思います」
●石原良純
「TVCMに出ている樹木希林さんを見て、『あ、お正月だ、写真撮るか......』と、高校生のぼくは、兄弟で写真を撮りました。映像を見て、そんな思い出がよぎりました。30年ぐらい前、ドラマで初めてご一緒した時、希林さんは、じっとぼくを見ていらっしゃいました。そうしたら撮影の3、4日目にスッと近付いて来られて、『有名人の息子ってのは大変なのね』とおっしゃいました。周りの人を観察されていて、疑問に思ったことを、直球でスパーンと投げかける、とても気持ちのいい方でした」
●長嶋一茂
「野球をやめてすぐの頃『樹木さんからアドバイスをもらったら?』というある人の勧めで、一緒に食事しました。 そこで、樹木さんが『テレビはね』って、いろんなこと的確に教えてくれて。『で、一茂くんはどうなの?』と聞かれて、俺、答えられることが全然できなかったの。それを悔いているというか、今回の映像を見て、ちょっと思い出しました。『それなりに』とか、当時は他にあんな自虐的なCMはなかった気がします。15秒、30秒の中で、本当に面白いと感じた、素敵な作品でしたね」
●DAIGO
「樹木さんのご自宅に一度、番組のロケでお邪魔したことがあって、ちょうど僕と奥さんの報道が出た時で、『きれいな人と一緒になれて良かったね』とおっしゃってくださったことを覚えています。毎年、樹木希林さんのCMを見ると、日本のお正月を感じますよね。懐かしい映像とか、まだ物心がついていない頃の映像とかもたくさん入っていて、今見ても心が温まるCMばかりだなと思いました。40年ということは、僕が0歳の時からということですから、本当にすごいことですよね」
文/久保田 和馬