『インデペンデンス・デイ』続編始動でウィル・スミスが大統領に?

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『インデペンデンス・デイ』続編始動でウィル・スミスが大統領に?

『アバター』(09)が大ヒットしたおかげで、ウィル・スミスをスターダムにのし上げた『インデペンデンス・デイ』(96)の続編企画が遂に現実に向けて動き出したらしい。

同作は、ウィル扮する海軍の戦闘機パイロット、スティーブン・ヒラー大尉がエイリアンの攻撃から人類を救う、といういかにもハリウッドらしいSF超大作。空前の大ヒットとなったため続編製作は必然と思われていたが、昨年3月の時点でローランド・エメリッヒ監督は、「続編は『ID4-ever:Part I』と『ID4-ever:Part II』の2部構成にしようと思っているんだ。ウィルは、とりあえず陸軍の最高司令官に出世して、その後アメリカ大統領になっているか、続編で大統領に選ばれる、というチョイスがあると思う」と具体的な構想はあるが、ウィルと一緒に資金調達に奔走したにもかかわらず、十分な製作資金が集まらなかったことを明らかにしていた。

しかし、今回MTVテレビに関係者が語ったところによれば、「『アバター』の大ヒットで、同作も手がける20世紀フォックスは資金が潤沢になっています。遂にヒットが見込める『インデペンデンス・デイ』の続編に着手する準備が整った」のだそう。

空前の景気後退からなかなか脱することができないアメリカでは、一時は大人気だったオバマ米大統領の人気も急降下。たとえ虚構の中のひと時でも、人類を救ってくれる大統領が現れることを待ち望んでいる人々も多い今、続編製作はまさにベストタイミングなのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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