マイケル・ダグラスが『ウォール・ストリート』を最後に引退示唆

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マイケル・ダグラスが『ウォール・ストリート』を最後に引退示唆

喉頭がん治療中のマイケル・ダグラスは、『ウォール・ストリート』(2011年1月28日公開)を最後に、俳優業から引退したいと考えているそうで、治療後は家族とゆっくり時間を過ごしたいと友人に語っているという。

「彼は大変な闘いの最中だ。自分のエネルギーや資源を蓄えておきたいと考えている。もしこの闘いに打ち勝てば、家族との生活に専念したいと思っている」とマイケルの友人が英国ザ・サン紙に語っている。

66歳のダグラスの代表作には、『危険な情事』(87)、『氷の微笑』(92)などがあり、『ウォール街』(87)ではアカデミー賞主演男優賞を受賞した。その続編である『ウォール・ストリート』は映画スターとしてのキャリアを終えるにはふさわしい作品だろう。

彼の喉頭がんの放射線治療と抗がん剤治療は、今週終了すると広報が発表しており、医師は治療の経過に満足しているという。【UK在住/ブレイディみかこ】

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