清原果耶、16歳。“思春期のゆらゆら”を抱え、悩み抜いた熱演を山田孝之プロデューサーも絶賛
さらに、本作で歌にもチャレンジした清原。RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを手掛けた主題歌「気まぐれ雲」を、劇中の役柄・大野奈々名義で歌い上げている。
「まず初めにこの主題歌の話を聞いたときはとても驚きました。と同時に私は音楽が好きで、歌うこともすごく好きなので、とてもうれしかったです。だからこそ、今回は壁にぶち当たりました。いざ、レコーディングの現場へ行くと、びっくりするほど声が出なくて、自分の無力さを痛感しました。それでも、山田さんや伊藤(主税)プロデューサーが駆けつけてくださり、皆さんが本当に温かく見守ってくださったので、無事に終えることができました。まさか、こんな経験をさせていただけるとは思ってもいなかったので、本当にありがたかったです」。
常に現場で出会う人々との出会いに感謝することを忘れない清原。そこで得たものを糧に、きっと今後もいろいろな壁を乗り越えていくに違いない。2019年も前途洋々な16歳に期待したい。
取材・文/山崎 伸子
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