ファン垂涎!小泉今日子、種田陽平、りんたろうとの映画の夜が熱い
10月23日(土)より開幕する第23回東京国際映画祭と文化庁映画週間の共催企画のオールナイト上映会「映画人の視点」に、小泉今日子、美術監督の種田陽平、りんたろう監督という豪華なメインゲストが登壇する。日本を代表する“映画人”が、それぞれゆかりのあるゲスト陣と共に、深夜ならではの深くて愉快な映画話を繰り広げるというファン垂涎のイベント上映会は、今年で3回目となるが、毎年映画ファンに人気を博している。
この「映画人の視点」は、彼らの足跡や演出・演技術を、ゲスト陣と共に語る“カンファレンス”と、彼らの思いの詰まった作品を上映する“スクリーニング”という2部構成からなる。本企画でしか見られない豪華ゲスト陣が繰り広げる熱い映画論や本音トークの面白さ、そして貴重な作品を大スクリーンで見られる醍醐味は、まさにファン垂涎ものだ。
日程は「映画人、小泉今日子の世界」が10月23日(土)、「映画人、種田陽平の世界」が10月29日(金)、「映画人、りんたろうの世界」が10月30日(土)で、いずれもTOHOシネマズ 六本木ヒルズで21:40開場、22:00開演のオールナイト上映会となっている。
小泉今日子のスクリーニングでは、和田誠『快盗ルビイ』(88) 、相米慎二『風花』(00) 、黒沢清『トウキョウソナタ』(08)という3本の出演作が、種田陽平の日には、金城武、山本未來共演作『不夜城』(98)、チャン・チェン、江口洋介共演作『シルク』(05)、クエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビル VOL.1』(03)という種田が美術を務めた3作が、そしてりんたろうの日には、『幻魔大戦』(83)、『カムイの剣』(85)、『メトロポリス』(01)の3本のアニメ監督作が上映される。
気になるゲストとして、種田陽平の日には『キル・ビルVOL.1』に出演した栗山千明や、『不夜城』のリー・チーガイ監督、『シルク』のスー・チャオピン監督が、りんたろうの日には、声優・古谷徹や、音楽でりんたろう作品に関わった宇崎竜童が決定。小泉今日子の日はまだ公表されていないが、人気監督や俳優、スタッフ陣の参加が予想される。また、当日にビッグなゲストの飛び入り出演も過去にあったし、今年も大いに期待できそうだ。
女優、美術監督、アニメ監督と、様々な形で映画に携わる映画人たちが、それぞれの視点から映画を語る、バラエティに富んだ全3夜は、映画の祭典でしか体験できないスペシャルな夜となりそう。入場料金は前売券2,500円、当日券3,000円で、10月9日よりチケットぴあ、ローソンチケットにて一般発売されている。この濃密な映画ナイトを体験したい人は、今すぐチケットを手に入れよう。【Movie Walker】