『劇場版 機動戦士ガンダム00』公開スタッフ座談会にファン大興奮

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『劇場版 機動戦士ガンダム00』公開スタッフ座談会にファン大興奮

ガンダム史上初めてとなった地球外生命体の出現や、史上最長最高クオリティの戦闘シーン、衝撃のラストシーンなどが話題を呼んでいる『劇場版 機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer』(公開中)の大ヒット御礼として、公開スタッフ座談会が10月11日、シネマサンシャイン池袋2番館で行われ、水島精二監督、角田一樹副監督、柳瀬敬之メカニックデザイン、有澤寛メカニック作画監督、松浦裕暁CGプロデューサー、池谷浩臣プロデューサーが出席した。

公開からまもなく1ヶ月が経つが、今なおヒット中の同作。周囲の反応について、柳瀬は「泣いたっていう感想をいただきましたね」と素直なコメントをすると、水島監督が思わず「面白いこと言えよ!」と突っ込む一幕も。すると有澤は「『動きが速すぎて見えない』っていう声をいただきました」と述べると、松浦は「僕はもうお腹いっぱいで見たくないですね」と心境を明かした。モビルスーツの戦闘シーンが話題になっている本作では、絵コンテの量が膨大だったようで、有澤は「劇場版は量も多いし、最後になればなるほど壮絶で、僕はもうだめだと思った。柳瀬さんのデザインしたモビルスーツは、バンダイビジュアルさんにも『もう少し装備減らせませんか』と聞かれたぐらいですよ」と裏話を披露。最初に一人当たりのカット数を決めたというが、守れていない現状に松浦は「軽いトラウマになりましたよ。ELSの描写はかなり多くて、厳しかったです。描ききれないので、制作が進んでいくうちに、『なんでこんなに多いんですか』と言っちゃいました」と本音を漏らし、「基本的にモビルスーツは手書きで、ELSはCGだったので、演出やコンテとのずれがあったりして、後半はほぼ演出さんとマンツーマンで合わせていく作業をしました。それは本当に大変でした」と苦労を語った。

また、ファンから寄せられた質問にも答え、熱狂的なファンたちで満員の客席を沸かせた。水島監督は「非常にざっくばらんに話ができる仲間たちと、約1年間、まじめにひーこら言いながら作ってきました。10年くらい経ったら急に外伝とかやるかもしれないし、今回の劇場版の空白の時間について発表できるかもしれないしね」とファンの期待を膨らまる発言も飛び出る大盛り上がりのイベントだった。【MovieWalker】

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