『PSYCHO-PASS サイコパス』新劇場版の舞台挨拶が開催!声優・佐倉綾音「女子が集まるといろんなこと起きますからね」
人間の心理状態を数値化する「シビュラシステム」が導入された近未来を舞台に、“潜在犯”という犯罪を犯す恐れのある者を追う刑事たちの活躍を描いた「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ。これまで、2度のTVアニメに劇場版も制作され、1月25日(金)からは4年ぶりの新作となる劇場版3部作『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』も公開スタート。
その第1部『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』の公開初日(1月25日)に、公安局刑事課一課の執行官・宜野座伸元を演じる声優の野島健児、同じく監視官である霜月美佳役の佐倉綾音に、監督の塩谷直義らが登壇する舞台挨拶が行われ、シリーズの魅力や本作の制作秘話、見どころが語られた。
『Case.1 罪と罰』は、霜月と宜野座が初めてメインとなって活躍する物語。今回2人が主役になった経緯について、塩谷監督は「霜月と宜野座は潜在犯に対して、過去の出来事で複雑な思いがある。それぞれの立ち位置で事件に絡めばおもしろいドラマができあがると思った」と明かす。
野島演じる宜野座は登場当初は尖った性格で、シリーズを経て成長していく。その成長度合いについて野島は「ちょっとしたことで『なんでそんなキレれるの?』ってぐらいキャンキャン周りに噛みついていた。でも、そうしないと自分が保てない、センシティブなキャラクターだったと思います。それが、父親のこともあり、(同僚の)狡嚙のこともあったりで、だんだん成長していきましたね」と感慨深く振り返った。
一方、佐倉演じる霜月は新人でありながら、上司である常守にも意見を述べるなど、生意気な面が目立つキャラクター。それに対して、佐倉は「学生の頃から少しほかの子とは違う、うがった物の見方をする子でしたね」とコメントすると、塩谷が「女子高出身だから」と応え、会場は微妙な空気に…。すかさず「それはクリエーターの変態的な目線ですから!」と塩谷が補足すると、佐倉が「女子が集まるといろんなこと起きますからね(笑)」と、慌ててフォローする場面も。
また、話題は『Case.1 罪と罰』と第2作『Case.2 First Guardian』が第31回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、野島や佐倉がレッドカーペットを踏んだ時の思い出話に。佐倉が「ベンツのリムジンで乗り付けました!」とコメントすると、本作のタイトルが長いことに塩谷が言及し「(控室での)呼び出しが長かったですね。『カメラを止めるな!』の方だとすぐだったんですけど…(笑)」と振り返る。続けて、佐倉が「“『サイコパス』”のみなさんって呼ばれるのが楽しかった」と語ると、野島も「おれたち『サイコパス』なんだって思った(笑)」とこのタイトルならではの、珍場面に遭遇したエピソードで盛り上がっていた。
取材・文/トライワークス
上映中
■『PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2 First Guardian』
2月15日(金)公開
■『PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』
3月8日(金)公開
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