高杉真宙&佐野岳が“鎧武”以来の共演で怪人二十面相と対決!「少年探偵団」が復活
1936年に雑誌「少年倶楽部」で連載がはじまり、全26巻にも及ぶシリーズが刊行されて世代を超えて語り継がれてきた江戸川乱歩の名著「少年探偵団」シリーズを原案に、新たな物語として現代によみがえらせた『超・少年探偵団NEO -Beginning-』が2019年に全国公開されることが決定。このたび本作から特報映像と場面写真が一挙に解禁された。
50年代に公開された実写映画版シリーズをはじめ、これまで数多くの映画・テレビドラマ・アニメが製作されてきた「少年探偵団」シリーズ。本作では名探偵・明智小五郎やその弟子の“小林少年”の末裔を主人公に、彼らの前に姿を現した怪人二十面相をはじめ、学園七不思議や失踪事件など怪事件の数々に立ち向かいながら、自身の宿命と向き合っていく様が描き出される。
少年探偵団初代団長の小林芳雄こと“小林少年”のひ孫・小林芳狼を演じるのは『十二人の死にたいこどもたち』(公開中)や『映画 賭ケグルイ』(5月公開)など話題作への出演が相次ぐ高杉真宙。そして親友のワタリを演じるのは、高杉と「仮面ライダー鎧武」以来5年ぶりの共演となる佐野岳。
また、明智小五郎のひ孫・明智小夜役には話題沸騰中のテレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演中の堀田真由が、他に板垣瑞生や前田旺志郎、長村航希ら次世代を担う個性派キャストたちが脇を固める。
このたび解禁された特報映像は、昔懐かしい「少年探偵団のうた」をバックにしたレトロな仕上がりに。また、あわせて到着した場面写真では新たな“少年探偵団”の姿はもちろんのこと、謎多き怪人二十面相や夜の校舎に現れる不気味な“青毛布の者”、さらに謎の電人の姿が写し出されている。
本作に登場する怪人二十面相のデザインは、海外でも人気を博し「ファイナルファンタジー」や「タイムボカン」シリーズのキャラクターデザイナーとしても知られる天野喜孝が担当している。
昭和を代表する推理作家・江戸川乱歩が築き上げた世界観と、80年代から90年代にかけて一世を風靡した“ジュブナイル映画”のマインドや、あらゆるジャンルのエッセンスをてんこ盛りに詰め込んで作り出される、新時代の幕開けにふさわしい超贅沢な本作。今から公開が待ちきれない!
文/久保田 和馬