オダギリジョーの長編監督デビュー作に柄本明&村上虹郎、国際派スタッフが集結!
来月行われるベルリン国際映画祭に出品されるキム・ギドク監督の最新作『Human, Space, Time and Human(原題)』に出演するなど、いまや世界を股にかけて活躍するオダギリジョーが長編初監督を務めた『ある船頭の話』が今年9月から全国公開されることが決定した。
本作の舞台は橋の建設が進む山村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人の源三が遊びに来るとき以外は黙々と渡し船を漕ぐ日々を送っていた。そんななか、トイチの前に1人の少女が現れ、それをきっかけにトイチの人生は大きく変わっていく…というストーリーだ。
主人公のトイチを演じるのは『石内尋常高等小学校 花は散れども』(08)以来11年ぶりの映画主演となる名優・柄本明。そして人懐っこい笑顔でトイチのもとに遊びに来る村人・源三を、『犬ヶ島』(18)や『銃』(18)、『チワワちゃん』(公開中)など話題作への出演が相次ぐ若手実力派・村上虹郎が演じる。
また『宵闇真珠』(公開中)でオダギリジョーとタッグを組んだ世界的カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影監督を担当し、衣装デザインには『乱』(85)でアカデミー賞に輝いたワダエミ、そしてアルメニア出身のジャズ・ピアニストのティグラン・ハマシアンが映画音楽に初挑戦するなど、国際色豊かな個性派スタッフが集結。
これまで自主制作短編や第38回ロッテルダム国際映画祭に招待された中編映画『さくらな人たち』(09)などでその才能を発揮してきたオダギリジョーが、長年あたためてきたオリジナル脚本で満を持して長編監督デビューを飾った本作。どのような作品に仕上がっているのか期待すると共に、今後発表される予定となっている他のキャストなど、続報にも大いに注目したい!
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