『バットマン』単独映画の公開日が決定!ベン・アフレックは出演せず
DCコミックスの人気キャラクター「バットマン」の単独映画『The Batman(原題)』が、21年6月25日の全米公開に向けて企画製作されていると、米Deadlineが報じた。同記事の情報によると、本作はブルース・ウェインの若い頃を描く予定のため、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)や『ジャスティス・リーグ』(17)に同役で出演したベン・アフレックは出演しないそうだ。
これから間もなく新たなバットマン役を含め本作のキャスティングが開始されるとのこと。監督には『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08)や『猿の惑星: 聖戦記』(17)で知られるマット・リーヴスが抜擢された。
実は本作、当初はアフレック自身がDCコミックスのライター、ジェフ・ジョーンズと共同執筆した脚本をもとに、主演と監督を兼任する予定だったが、多忙を理由に監督を降板。今回新たに報じられたニュースで、アフレックは出演もしないことが確実となった。
この情報が公になったのと同時に、アフレックは自身のツイッターで「21年夏公開の『The Batman』でマット・リーヴス監督のビジョンが実現されるのが楽しみだ」と、リーヴス監督への応援のコメントを寄せている。
また、リーヴス監督は米The Hollywood Reporterのインタビューで「本作はいままで映画では触れられていなかった、バットマンの探偵的な側面を、ノワール調に描く」予定だと明かしている。リーヴス監督は、本作には悪役が複数登場することも示唆しており、 才能のある新しい監督によってDCコミックスの世界観がより広がることに、ファンは期待を寄せているようだ。
LA在住/小池かおる
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