大泉洋、目頭押さえて大爆笑!実娘から「パパみたいに上手に泣ける女優さんになりたい」と手紙
大泉洋主演の北海道映画シリーズ第三弾『そらのレストラン』の公開記念舞台挨拶が2月2日に渋谷シネクイントで開催され、大泉をはじめ、本上まなみ、岡田将生、深川栄洋監督が登壇。大泉の実娘から映画の感想文が届き、自宅での“ぼやき”を暴露された大泉が目頭を押さえながら「天才じゃないですか」と爆笑。実娘のセンスあふれる感想文に、会場は笑いに包まれた。
本作は道南・せたな町を舞台に、海の見える牧場で酪農とチーズ工房を営む亘理(大泉)が、家族や仲間たちと絆を育んでいく姿を描く物語。この日はサプライズとして、大泉の実娘から感想文が到着。司会が「今日はある方からお手紙が届いています」と口火を切り、「パパへ。『最近いいことが起きない』って言ってたけど、大丈夫だよ。私がいるからね」と代読しはじめると、娘からのメッセージだと気付いた大泉が爆笑。
さらには「漢字テスト、パパのおかげで合格したよ」との感謝の言葉と、「私は『そらのレストラン』を観て、すっごく感動したよ。どこかと言うとね、大谷さんが倒れて、パパが大谷さんのチーズを食べて泣いていたところだよ。私も一緒になって泣いちゃったよ」との映画の感想が。続けて「大人になったら、パパみたいに上手に泣ける女優さんになりたいな」と夢が綴られており、大泉は身悶えたり、地団駄を踏んだりしながら、声を出して笑った。
会場からも笑いと大きな拍手があがるなか、大泉は「いやあ、天才じゃないですか」とコメント。「僕が人々の前でぼやくのはいいけど、娘から『最近いいことが起きないって言ってた』とバラされるのは、ものすごい暗い!」とお腹を抱えながら、「普通は子どもの手紙が来たら泣きますよ。ずいぶん笑ってくれたね、あなたたち!」と客席に向かっても“ぼやき節”が止まらなかった。
実はこの日の朝、自宅で妻から「これ、映画会社の人に渡して」と感想文を手渡されていたという大泉は、「これ、なんかサプライズのやつだな」と感づいていたそう。しかし「薄々わかっていたけれど、中身に驚かされた!」と楽しそうに語り、「娘は7歳。小学校1年生が観ても『真ん中から以降は泣いちゃった』と言ってくれた。幅広い層で楽しんでいただける映画」とアピールしていた。
取材・文/成田 おり枝