ファンなら即買い決定!『ターミネーター2』4K版ソフトの“ここがスゴい”!
ジェームズ・キャメロン監督の言わずと知れた代表作の一つである『ターミネーター2』(91)。シリーズ最大の5億6千万ドル超えの興行収入を叩き出した、この名作SFの4Kレストア版UHDとBlu-rayが、本日から発売されている。
本作は、17年に公開された『ターミネーター2』の3D化にあたり、4Kレストアされたオリジナルフィルムの映像を収録したもの。もともと革新的かつ象徴的なショットが多く、古さを感じさせない作品だが、今回のバージョンではその圧倒的な高画質により、四半世紀以上前に制作された作品にも関わらず、まるでつい最近作られたのでは?と思ってしまうほど新しさを感じることができる。
またうれしいのは、そのバージョンの豊かさだ。4K修復された137分の劇場公開版に加えて、153分の特別編、155分の拡張特別編まで収録。さらに日本語吹き替えも、DVD版、フジテレビ版、VHS版の3バージョンを用意。繰り返し鑑賞して違いを楽しみたいという、コアなファンにうってつけの仕様となっている。
なにより見逃せないのが、新たな特典として収録されている「ターミネーター2:25年目の真実」。これは17年に制作された初公開のメイキングで、キャメロン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー、ロバート・パトリック、エドワード・ファーロング、ジョー・モートンらキャストに加え、視覚効果のデニス・ミューレン、製作総指揮のマリオ・カサールなど主要スタッフが当時を振り返り、秘蔵の裏話を明かすインタビューをまとめた約55分の映像だ。
例えば、劇中で印象的な放水路のシーンについて、T-1000が運転するトラックを間近で捉えた迫力の映像は、キャメロン監督自身がバイクのサイドカーに乗り込み、時速80キロを保持したまま命がけで撮影した…という技術的な話から、T-1000を演じるロバート・パトリックの足が速すぎて、ジョンがバイクで逃げるシーンの撮影で、バイクに追いついてしまったというオモシロ裏話、公開ギリギリまで作業していたという現場の過酷さまで、当時の貴重な映像と共に、知られざる真実に触れることができる。
これまで何度もソフトが発売されている『ターミネーター2』だが、今回のものは映像が圧倒的に美しく、特典やバージョンも豊富な言わば“最強版”。ファンなら迷うことなくマストバイだ!
文/トライワークス
発売中
価格:6,800円+税
発売・販売元:KADOKAWA
■ターミネーター2 4Kレストア版
発売中
価格:4,800円+税
発売・販売元:KADOKAWA