ナタリー・ポートマン、大女優への脱皮の代償は父親との仲たがい?
新作『Black Swan』(12月3日全米公開予定、2011年春日本公開予定)でレズビアンのバレリーナを演じ、アカデミー賞主演女優賞の最有力候補と言われているナタリー・ポートマンだが、そのせいで父親と仲たがいすることになってしまったらしい。
イスラエル人医師の父親に厳しくしつけられたナタリーは、これまでにも『ロリータ』(97)の主演を断ったり、娼婦役アリスを演じてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『クローサー』(04)では、ヌードシーンを撮影しておきながら最終的に本編からカットさせるなど、父親からの多大な影響を受けていることで有名だ。
「ナタリーは、これまで父親の意見に従ってやりたい役もあきらめてきましたが、今回の役はどうしても断りたくなかったんです。でもまだ彼女のことを子供扱いしている父親にとってみれば、レズビアンどうしのセックスシーンはあまりにショッキングで下品な振る舞いです。かなり立腹しているようで、口も利いてくれないようです」と、関係者が米テレビ番組インサイダーに語っている。
そのせいか、今まで“お硬いお嬢様”というイメージを払拭することができずにいたナタリーだが、今作では“これまでの殻を破った演技”と大絶賛されており、女優として大きく羽ばたく時が来たようだ。【NY在住/JUNKO】
作品情報へ