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“大人が泣ける”原恵一監督のイマジネーション全開の最新作、予告映像が完成!

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“大人が泣ける”原恵一監督のイマジネーション全開の最新作、予告映像が完成!

【写真を見る】杏、市村正親、麻生久美子らが参戦!彼らが演じるキャラクターは?
【写真を見る】杏、市村正親、麻生久美子らが参戦!彼らが演じるキャラクターは?[c]柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会

<コメント>

●杏(チィ役)

「原監督作品へは2作目となりますが、もう一度お声がけいただけた、と言うことは何より嬉しいですし、私が声優を務めたチィというキャラクターは、あてがきしてくださったと聞き、とても光栄です。アカネといっしょに冒険に出ることになる叔母のチィは、親より近くないけれど、他人ではないという距離感です。童心を失わず、好奇心を持ち続けるキャラクターなので見習いたいと思いましたし、今後アカネが人生を歩んでいく上で、大切な存在になっていくのかなと思いました。私もこんな叔母さんが近くにいたら楽しいだろうなと思いました。私がワンダーランドに連れ出されたら…異世界に憧れはありますが、一人で放り込まれるのは心細いですね(笑)。ですので、アカネとチィのふたりの冒険にはワクワクし、うらやましかったです」

●市村正親(ヒポクラテス役)

「原監督は僕が迷っていたときに、確かな方向へ導く指示を出してくれる監督です。でもヒポクラテスは学識のあるキャラクターなので、インテリではない僕が演じるのは難しかったですが(笑)。僕にとってのワンダーランドは家の納屋でした。そこは田んぼや畑、森に囲まれていて、中には脱穀機などがあって…子供の頃の最高の遊び場でした。なので、このワンダーランドを見た時は、僕がかつてワクワクしたワンダーランドとはまた少し違ったワクワクをくれるカラフルな場所なんだろうなと思いました。家に欲しいですね。2人の息子たちが喜びます。でも一番喜ぶのは僕かもしれないね(笑)」

●麻生久美子(ミドリ役)

「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『河童のクゥと夏休み』を見た時の衝撃は未だに忘れられません。特に『河童のクゥと夏休み』では、人間が嫌いになってしまいそうになりとても怖かったですが、それだけ深く心が動かされ、傷つき、抑えられない感情が溢れてきたことが何故か嬉しかったのです。そうして、いつか原監督とお仕事したいと思っていた矢先に声を掛けていただき、(『カラフル』で)初声優のお仕事をさせていただきました。もう本当に舞い上がりました。

原監督の作品は、日常から異世界への描写やキャラクターの心の動きがとても繊細で、観終わった時、自分でも思いがけない感情に出会えます。アカネが冒険に出るきっかけをつくり、冒険を通して成長するアカネを優しく見守る母親役ということもあり、アカネに感情移入して、こみ上げてくるものがありました。今回で原監督の作品に出演させていただくのは3回目になりますが、生々しいリアルな感情を引き出してもらえるので毎回とてもいい刺激を受けています。何度もご一緒させていただけて本当に光栄です」

●東山奈央(ピポ役)

「原監督の作品は子供のころから触れていました。特に深く記憶に残っているのは 『クレヨンしんちゃん』の『嵐を呼ぶジャングル』と『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』。コミカルな中に、心臓のやわらかな部分を刺激する、時にずきずきとするほどの切なさを幼心に感じていました。今作もまた、ファンタジーならではの素晴らしい世界観を表現されていて、そこにしかいない生き物や出来ごと、すべてが手に触れられそうなほどに質感が伝わってくるような気がしました。キャラクターたちの仕草や表情がチャーミングに動いていて、私自身も早く生き生きと冒険しているみんなをスクリーンで観たい!という気持ちでいっぱいです」

●milet(メインテーマ&挿入歌・イメージソング)

「誰よりも敬愛するアニメーション監督である原監督の作品にこのような素晴らしい形で携わることができ、本当に夢のように、そして光栄に思います。『バースデー・ワンダーランド』のために作らせていただいた挿入歌・イメージソング「Wonderland」では作品から伝わってきた勇気や夢を、この曲を彩るすべての音に詰め込みました。すべての工程がとにかく楽しくて嬉しくて仕方ありませんでした。映画の最後の最後まで、原監督の強いメッセージが詰まった作品です。この映画を観る前と観た後では、きっとアカネと同じように世界の見え方が変わっているのではないでしょうか。これからの日々を自分らしく楽しく生きようと思わせてくれる最高の映画です。ぜひ、たくさんの方に観ていただきたいです」

文/久保田 和馬

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