『ボヘミアン・ラプソディ』から『アナ雪』まで…スクリーンを彩った珠玉の名曲【心に残る平成の映画 教えてください】
19年4月30日(火)、平成が終わる。『タイタニック』『アバター』に驚き、宮崎駿作品や「踊る大捜査線」シリーズに熱狂した約30年間。「DVD&動画配信でーた」では、読者の心に残った平成の映画や俳優を教えてもらい、4月20日発売の「DVD&動画配信でーた」5月号で大々的に発表するアンケート企画を実施した。毎号様々なテーマで、平成の映画を思い出すために役立つ特集を掲載して好評を博しているが、Movie Walkerでも“「DVD&動画配信でーた」Presents 特別企画・心に残る平成の映画 教えてください”として掲載中。
シリーズ「“平成の映画”30年 テーマ曲紅白歌合戦」では「心に残るテーマ曲」を特集する。男性と女性ボーカルに分かれての紅白歌合戦形式で、平成30年分をプレイバック。誰もが知っている大ヒット主題歌から、CMソングにもなった挿入歌、懐かしのエンディング・テーマまで、時代を彩った1曲と共に映画も思い出してみて!
パフォーマンス対決
紅:「ダンシング・クイーン」
『マンマ・ミーア!』(08)より。ABBAの有名曲を使ったミュージカルで、メリル・ストリープを中心とした熟女トリオがハイテンションに歌いまくる。ストリープと言えば演技力ばかりでなく、数々の映画で自慢の美声を披露してきただけに安定感は抜群。2018年の続編もあり。
白:「伝説のチャンピオン」
『ボヘミアン・ラプソディ』(18)より。ラミ・マレックが伝説のロック・バンド、クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーを完全再現し熱唱! いや、歌声はホンモノのフレディのを使ってるんで、ガチで“甦った感”がハンパない。使用楽曲は全部で28曲。まさにチャンピオン!
オールディーズ対決
紅:「ドリームガールズ」
『ドリームガールズ』(06)より。人気シンガー、ビヨンセが、伝説の音楽工房モータウンが生んだダイアナ・ロスをモデルにした役どころを熱演。しかも彼女が演じることで、元になったミュージカル舞台より役どころがデカくなったというから、ビヨンセのスター力、恐るべし。
白:「トゥ・オブ・アス」
『I am Sam アイ・アム・サム』(01)より。サントラは全曲ザ・ビートルズのカバーなので認知度は十分。そしてこの曲を歌うエイミー・マンは名曲満載の『マグノリア』(99)のサントラを担当したロック界が誇る最強シンガーのひとり。透明感と渋味が合わさった歌声に酔いしれよう。
ミュージシャン対決
紅:「ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ」
『エビータ』(96)より。ポップ・アイコンのマドンナが、王道ミュージカルに主演してアルゼンチンの歴史的アイコン、エビータに扮した。「アルゼンチンと関係のないアンタがなんで!?」と批判も浴びたが、さすがにパフォーマンスは女王級。役柄は大統領夫人だけどね。
白:「ルーズ・ユアセルフ」
『8Mile』(02)より。エミネムの半自伝的映画。ラッパーを目指す貧乏白人役で、自身を歌ったかのようなこの曲をシャウト。「これは映画じゃない」という挑戦的なリリックは『機動戦士ガンダムZZ』(86 ~87)の主題歌「アニメじゃない」の影響?(そんなワケない)
ミュージカル対決
紅:「アンド・オール・ザット・ジャズ」
『シカゴ』(02)より。ミュージカル映画の傑作だが、こちらはむしろキャバレーのレビュー・ショーのような猥雑なステージ・パフォーマンス。程よく熟女感が出てきた頃のキャサリン・ゼタ・ジョーンズの歌と踊りが圧巻。熟女の太ももに懸想したい人にオススメ。
白:「民衆の歌」
『レ・ミゼラブル』(12)より。ミュージカルの定番イメージや数々のパロディもなっている、少人数から始め次第に大勢で合唱、腕を振り上げて盛り上がるアレ。その基本形をエディ・レッドメインらが、アフレコではなくライブ収録で熱唱。ベタゆえの高揚感とカタルシスで勝負!
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(https://www.disney.co.jp/studio/news/20190315_01.html)