『ボヘミアン・ラプソディ』から『アナ雪』まで…スクリーンを彩った珠玉の名曲【心に残る平成の映画 教えてください】
1994年組対決
紅:「夢中人」
『恋する惑星』(94)より。1994年に映画ファンを夢中にさせた映画対決。主演も兼ねた歌姫フェイ・ウォンが、クランベリーズの名曲を中国語でカバー。ウォン・カーウァイ監督らしい浮遊感が彼女自身のもち味ともぴったりハマり、映像と女優と歌とが三位一体となった瞬間の気持ち良さは90年代でも屈指。
白:「シェイプ・オブ・マイ・ハート」
『レオン』(94)より。スティングの主題歌は、『サブウェイ』(85)の主演にスティングを考えたこともあるリュック・ベッソン監督念願の起用。ヒロインがひとり生きる決意をするラストの切なさを曲が盛り上げた。
バラード対決
紅:「オンリー・タイム」
『スウィート・ノベンバー』(01)より。人気歌手エンヤがキアヌ・リーヴスとシャーリーズ・セロンの恋愛ドラマの主題歌を担当。讃美歌のような世界観は映画全体を支配するほどの衝撃。ジャン・クロード・ヴァン・ダムが動く2台のトラックの間で開脚をするボルボのCM曲としても有名。
白:「チェンジ・ザ・ワールド」
『フェノミナン』(96)より。エリック・クラプトンがブルース色が希薄な、ワイノナ・ジャッドの歌謡バラードをダンディな魅力で歌い上げた。プロデュースはベイビーフェイスで、グラミー賞最優秀レコード賞ほか3冠。映画は観ていないが、この曲は好きという人も多い。
ディズニー対決
紅:「レット・イット・ゴー」
『アナと雪の女王』(13)より。映画では中盤の楽曲だが、公開前からエルサがソロで歌うシーンを予告編としてフルコーラスで流しまくるという大量投下作戦。これが功を奏して今やディズニー・アニメーション全体を象徴するほどの曲に。松たか子をはじめ各国版のクオリティも高く、世界中で大ヒット。
白:「サークル・オブ・ライフ」
『ライオン・キング』(94)より。アフリカの大地を感じさせる主題歌を作曲したのは大御所エルトン・ジョン。エルトンと言えばドナルド・ダックのコスプレや怪鳥レベルの羽根の衣装でステージに上がるなど、ディズニーともエキゾチックとも親和性が高いピッタリの人選。出演しても違和感なかったかも。
文/サードアイ 構成/「DVD&動画配信でーた」編集部
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(https://www.disney.co.jp/studio/news/20190315_01.html)