『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、「007」新作に悪役で出演
『ボヘミアン・ラプソディ』(18)で、第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが、「007」シリーズの最新作『Bond 25(原題)』に悪役で出演すると、複数の米メディアが報じている。本作は“6代目ジェームズ・ボンド”ダニエル・クレイグの、最後の出演作になる予定だ。
米メディアの報道によると、ラミ・マレックとの交渉は最終段階だそうで、出演はほぼ確実そうだ。過去にマレックはテレビのインタビューで「007」シリーズへの出演について「悪役を演じられたら嬉しい。もし依頼がきたら絶対に引き受ける」とコメントしており、本人の意欲も非常に強いようだ。
『Bond 25』は、企画当初はダニー・ボイルが監督を務める予定だったが、「クリエイティブな意見の相違」が理由でボイル監督は降板。その後、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(15)やドラマ「マニアック」の監督として知られる日系アメリカ人のキャリー・フクナガが脚本と監督を務めることが決定した。
キャストは、クレイグ、マレックの他にはレア・セドゥ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー、レイフ・ファインズらが出演する予定。気になる“ボンドガール”は、未だキャストが決定していない模様。一部の報道では『それでも夜は明ける』(13)や『ブラックパンサー』(18)のルピタ・ニョンゴがボンドガールになるのでは、と噂になったが、本人の事務所が「多忙なスケジュールで本作出演は不可能」と否定した。本作は今年の4月に撮影が開始される予定だ。
LA在住/小池かおる
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