大物女優から“カメ止め”のアノ人まで!『いちごの唄』に超豪華キャストが大集結
一昨年に放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で脚本家と出演者としてタッグを組んだ岡田惠和と銀杏BOYZの峯田和伸が手掛けた同名小説を、人気ドラマ「トドメの接吻」などで知られる菅原伸太郎監督が映画化した『いちごの唄』が、2019年夏に公開される。このたび本作に出演する豪華キャスト陣が一挙発表された。
本作は銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」と「ぽあだむ」などをイメージソースに生まれた青春ラブストーリー。主人公のコウタは不器用だけど優しい心をもつ青年。中学生のころに唯一の親友だった伸二が、クラスメイトのあーちゃんを交通事故から守って亡くなってから10年が経った七夕の夜、偶然にもコウタはあーちゃんと再会する。それから2人は毎年同じ日に同じ場所で会う約束をするのだが…。
昨年9月に本作の映画化決定が発表されると同時に、コウタ役を古舘佑太郎が、“あーちゃん”こと天野千日役を石橋静河がダブル主演で演じることが明らかになった。そしてこのたび、新たに12名の豪華キャストの出演が決定。まず伸二が住んでいた孤児院の園長先生役に、日本を代表する名女優・宮本信子。そしてコウタの両親役に和久井映見と光石研。
さらに、中学時代のあーちゃん役を『愛唄 〜約束のナクヒト〜』『デイアンドナイト』(ともに公開中)など出演作が相次いで公開され大ブレイク中の清原果耶が演じ、コウタの隣人のアケミ役を「まんぷく」に出演中の岸井ゆきの、コウタがボランティア活動先で出会う女の子役には『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)で主演務めた蒔田彩珠が演じる。
他にも「3月のライオン」の大西利空や「THE GOOD WIFE/グッドワイフ」二出演中の小林喜日、『マスカレード・ホテル』(公開中)でベルボーイとして潜入する刑事を演じた泉澤祐希、『凪待ち』(2019年公開)でヒロインを演じる恒松祐里、『まく子』で主演に抜擢された山崎光、そして『カメラを止めるな!』(18)で話題を博したしゅはまはるみが出演。
実力派俳優からブレイクまっただ中の人気俳優、そして将来有望な若手俳優たちが大集結した本作には、原作者でもある峯田の出演も決定している。彼らがつむぎ出す、甘酸っぱくて切ない青春と恋の物語に期待をふくらませながら、公開の瞬間を待ちたい。