『おそ松さん』チョロ松役・神谷浩史「6人それぞれが“変な人”になっています(笑)」

インタビュー

『おそ松さん』チョロ松役・神谷浩史「6人それぞれが“変な人”になっています(笑)」

人気TVアニメ「おそ松さん」初の劇場版『えいがのおそ松さん』(3月15日公開)。個性が強すぎる6つ子の中で、常識人を装うツッコミ役、三男のチョロ松を演じる声優・神谷浩史に、映画化が決まったときの心境、劇場版でのアフレコ裏話や見どころについても語ってもらった。

6つ子のツッコミ役、チョロ松の声を演じる神谷浩史にインタビュー
6つ子のツッコミ役、チョロ松の声を演じる神谷浩史にインタビュー撮影/祭貴義道

「おそ松さん」映画化決定を素直に受け止められず…

――映画化が決まった時の率直な感想を教えてください。

神谷「まず“映画にするのか!”というところから始まりますよね。想像していたかと言えば、していなかった。台本を渡されるまでは怪しいもんだなとも…(笑)。そもそもどういうアプローチにするのか、映画となれば90分はほしいところ。こぼれ話を延々と続けたり、意味のわからないダヨーンとデカパンの絡みとかを見せられても辛いだけだし、困るなと(笑)。でも、フタを開けたら、一本の長編として作る形になっていたので、6人だけで話ができるものなんだなと感心しました」

【写真を見る】神谷浩史が18歳のチョロ松たちに言及!
【写真を見る】神谷浩史が18歳のチョロ松たちに言及![c]赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019

――6つ子をメインにした話というのは想像していなかった?

神谷「映画となったら、テレビシリーズに出てこなかった新キャラが登場して活躍するという展開がわかりやすいし、よくあるじゃないですか。でも、本当におそ松たちだけで物語が展開していくので、“6つ子ってある意味スターだったんだな”という気がしました。キャラクターにいろいろなものが集約されていないと、そのキャラクターが出ているだけでストーリーになることは難しいですよね。そういう意味でおそ松たちは、赤塚先生が生み出した昭和の時代を一世風靡したスターなんだと再認識しました。タイムスリップして高校時代の自分に会うという、これまでおそ松がやってこなかったいわゆる“よくある話”を、おそ松ならではのアプローチでどう見せるのか、注目してほしいです」

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■『えいがのおそ松さん』劇場公開記念 オリジナル短編劇場(全7話)
第1話 配信中
第2話 配信中
第3話 配信中
第4話 配信中
第5話 3月11日(月)12:00~
第6話 3月13日(水)12:00~
第7話 3月15日(金)12:00~

公式サイト:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0004048
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